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第1章~出会い~ 1話~不安定なメレンゲと不規則な泡立て~

不安定な気持ちを抱えている少女とふわふわしているような少年の恋物語

 眼(め)柚木奏太(ゆぎかなた) 佐藤淡雪(さとうあわゆき)人生の儚さに絶望したのはいつだろうか? そんな事を考える私の気持ちは出来損ないのそんなシフォンケーキである。 不安定なメレンゲで生地を作成し不規則でいつ止まるかもわからないそんな泡立てで作ったシフォンケーキのような淡く儚い崩壊寸前の少女と内気でまるで綿雨のような感性を持ち合わせている少年の恋物語、私の名前は佐藤淡雪よ。 私と彼の出会いは偶然であった彼は突然 「あの、僕あなたのシャボン玉の様な雰囲気に惹かれて目が離せないんですお願いします僕と付き合って下さい無理なら友達でも構いませんお願いしましゅ!」 そんな彼の名前は柚木奏太というらしいそそっかしく可愛いそんな彼の目は本気であった私は友達ならと力なく微笑んだ。 彼はえへへ~と可愛く照れているその姿はまるでハニートーストの上のバターの様であった、そんな可愛い生き物は私はもう二度と出会わないのだろうとその瞬間に直感的に感じたのである。 その予測通りになってしまうそんな事思いたくもなかったのかそれとも願ってしまったのか解らないがあの子に届いてしまった。 その子との出会いは突然で特別であったその子は普通の人には視る事は不可能であり私のような関係者以外の視認は不可能とされている私の眼は精霊眼という精霊を視認できるそんな不可思議な現実離れした眼の持ち主である。 その子は悪戯が好きなそんな精霊であるいわゆるピクシーやフェアリーなどと呼ばれている彼女は私の元へ来ると耳元で嗤って去って行った次の瞬間、目映い光が視界を遮り眼を開くとそこには彼がいた彼は微笑むと遠くへと行ってしまったそんな気がした。

最初の眼 柚木奏太 佐藤淡雪はルビの説明です気にしないでください

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