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失望者の異世界転生  作者: コバヤシ アキラ
第3章
86/137

フォルスの詳細


「フォルスは・・・この国の近衛騎士隊長なんだが・・・赤龍にやられてな、右手と右足を失って、一命は取り留めたんだが意識が戻らん。」


「え・・・せきりゅう?」


「あーそうだったな・・・確かヒューマンは事実を知らんのだったか、えーっと・・・ハルベル!説明しろ!」


「畏まりました!」


そう言ってハルベルさんは説明してくれた。


人族が住む場所には凶悪な魔物が近寄らない。

何らかの魔法等によるものと推測されているが詳細は不明であり、歴史も書き換えられている。

龍は人族の住む場所以外なら存在するが、滅多にその姿を現しはしない。


とのことだった。


「疑問に思ってたんですけど、この国には人族がいないですよね?でも、カナリム王国には、いろいろな種族がいたと思うんですけど・・・」


カナリム王国に着いたとき、やたらと背の低いオッサンだったり、耳の長い女性だったりを見ていたし、ドワーフやエルフだと思っていたのだが・・・


「それについては混血種でしょう。今は全く交流はありません。そもそも、向こうの方がこちらに辿り着くことはないでしょう。」


何故なら―――弱いから。


俺でもと言ってはなんだが、迷宮の森のゴリラも、最初は頑張れば倒せるというものだった・・・ルーシーには難しいかもしれない。

それを基準として考えれば、一般の人がたどり着けないというのは至極当然と言える。

俺みたいに隠密に特化していればワンチャンあるかもしれないが、ここに辿り着くまでに一か月以上はかかった。

それまで不眠不休は無理な話であり、異空間で休息出来なければ俺でも無理だと思う。


ともあれ、混血種―――何年も前に人族と交わり、極稀に先祖返りのように耳が長くなったり、獣の耳等が生えたりすることがあるんだそうだ。


カナリム王国にいるのはそういった人たちなのだという。


「ってことで、赤龍に戻るぞ!あいつは非常に好戦的でな・・・滅多には姿を見せはしないのだが、不定期にこの王国を襲ってくるんだ。そして、こちらは防戦を余儀なくされる。蹂躙されていないだけまだましだと思うしかないが・・・まぁ、そんなことがあって、フォルスは怪我を負っちまったってことだ。」


「ということは、フォルスさんには会えないわけですね・・・」


「まーそうなんだがな、お前ここに滞在するんだろう?」


他に行く当てもない。

移動するにしても周辺がどうなっているのかも全く分からない。


なら、少なくとも次の当てを見つけるまでは滞在するつもりだった。


「ほかに当てがあるわけでもありませんからね・・・可能でしたら、数日だけでも許可していただけるとありがたいのですが・・・」


「ほう・・・なら、条件がある!」


うわ・・・ききたくねぇ・・・絶対ろくでもない条件だろ・・・顔がにやけてるし。


「それは何でしょうか・・・」


「ふふん。ここで鍛錬すること!そして、生命草を取ってくることだ!」


「生命草・・・ですか・・・」


確か・・・1枚で5個の特級が作れて、生えてる場所はマソの多い、澄んだ場所・・・だったかな?


「生命草はどこにあるんですか?」


「それなんだが・・・赤龍の縄張りと言われている場所だ。お前も見てると思うが、天を突くほどの巨大な山があるだろ?あれの、獄炎山のふもとの森にある。だが、取りに行ってる間に国が襲われる可能性も捨てきれなくてな・・・そこで、お前の出番ってわけだ。」


「力をつけて取りに行って来いと?」


「そーゆうこったなっ!鍛錬には私が付き合ってやる!この国じゃ一番強いんだぞ?光栄だろ?」


よーはこの女王は暇なんだろうな。

完全にオモチャを見る目だ・・・師匠よりもボコボコにされそう・・・


だけど―――


「光栄です。よろしくお願いします!」


願ったりかなったりだ。

ここで逃げちゃいけない・・・それに、フォルスさんを助けるためでもあるのだろう。

更に強くなるためには、フォルスさんからの助言も必要になるはずだ。


「ほう、見上げた根性じゃないか・・・じゃあまず、職業を変えて来い。」


「え?職業を・・・ですか?」


「ああ、手始めにお前の下位の近接を全てⅩに上げてもらう。確かフォルスがそんな事を言ってたしな。私もそうした・・・多分フォルスも同じことを言うだろうな。」


師匠も確か・・・下位の近接ほとんどⅩだったような気がする・・・

そっか、そういうのも、大切なんだな・・・


「分かりました。」


そうして職業を下位に変更することになった。

そう言えば、久しくステータスを気にしてなかったような・・・


「ステータス」


――――――――――――――――――――――――――――――――――

               1/2

種族:人族

職業:暗殺者Ⅹ

名前:ジン

年齢:16

レベル:87

 Potential:87137

 Luck :138

 SP  : 517


【固有スキル】

 言語理解 言語伝達 限界突破


【ユニークスキル】

 ポリスⅩ トラックⅨ 狩人の心眼 盗賊の極意 鑑定妨害 暗殺の極意


【スキル】

 体術Ⅹ    刀術Ⅸ     大盾術Ⅰ  棒術Ⅷ    逮捕術Ⅹ 

 短剣術Ⅹ   弓術Ⅹ     気闘術Ⅹ  

 身体強化Ⅹ  罠設置Ⅲ    罠感知Ⅴ  罠解除Ⅱ   精神統一Ⅹ   

 魔力感知Ⅹ  魔力操作Ⅹ   魔力制御Ⅹ 生命力回復Ⅵ 魔力回復Ⅹ   

 思考加速Ⅴ  鑑定Ⅵ     幸運Ⅰ   索敵Ⅸ    隠密Ⅹ

 逃走Ⅳ    身体能力向上Ⅴ 望遠Ⅴ   聞き耳Ⅶ   潜伏Ⅸ

 気配遮断Ⅵ  敵意感知Ⅷ   暗視Ⅳ   追跡Ⅰ    急所突きⅣ   

 広範囲索敵Ⅲ 危険感知Ⅴ    

 

【耐性】

 斬撃耐性Ⅹ 刺突耐性Ⅹ 打撃耐性Ⅹ 威圧耐性Ⅹ 

 恐怖耐性Ⅹ 精神耐性Ⅹ 魅了耐性Ⅰ 呪耐性Ⅱ  毒耐Ⅰ

 麻痺耐性Ⅰ 石化耐性Ⅰ 睡眠耐性Ⅰ 虚弱耐性Ⅲ 魔封耐性Ⅴ 

 病気耐性Ⅲ 幻惑耐性Ⅰ  

                          獲得可能スキル

――――――――――――――――――――――――――――――――――


わお・・・

森を抜けるのに必死過ぎて、ステータスを気にしてなかったが・・・・

そっか、いつの間にかⅩになってたのか。


――――――――――――――――――――――――――――――――――

SP残量 517


・獲得可能スキル


 幸運Ⅱ     SP50


 騎乗Ⅰ     SP30


 防衛本能Ⅰ   SP50


 集中Ⅰ     SP20


 予測Ⅰ     SP300


 渾身Ⅰ     SP70


 各種耐性スキルⅠ→Ⅱ  SP20

         Ⅱ→Ⅲ SP30

         Ⅲ→Ⅳ SP40


・獲得可能枠


 職業追加    SP500


――――――――――――――――――――――――――――――――――


これは・・・効率よく強くなるのなら・・・取るべきだな。


職業追加。


そんで転職可能なのは・・・


――――――――――――――――――――――――――――――――――

               2/2

職業

 第一:暗殺者Ⅹ  

 第二: ―


職業履歴


 短剣術士Ⅹ  弓術士Ⅹ  狩人Ⅹ  魔法士Ⅹ  シーフⅩ


選択可能職業


下位職業

 

 刀剣術士   狂戦士   重戦士   盾術士   斧術士


 棍術士    棒術士   杖術士   気闘士   剣士


 精霊士    獣使士   錬金術師  魔術師

 

 木工師    調理師   採掘師 


 鍛冶師    裁縫師   彫金師

  

中位職業


 密偵     工作員   諜報員   

  

上級職業



特級職業

 

 忍者


――――――――――――――――――――――――――――――――――


忍者をどうしても取りたかった俺だが・・・てゆーか、もし言われてなかったら、すかさず忍ぶ者になっていただろうが・・・ここは言われた通り、下位を選ぶことにする。


気闘士と剣士をそれぞれ第一と第二に定めることにした。

お読みいただきありがとうございました。


ブクマ、評価は非常に励みになります。お手数ですが、していただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

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