初めての魔獣との戦い2
初めての魔獣との戦い2
ティブ村に到着した。
「よし、到着したが今日はもう夜遅いので明日の朝から魔獣の討伐を始めようと思う。」
「おいおい、なんだ?怖気づいたのか?目撃例はブラックウルフだけだろ、さっさと狩っちまおうぜ」
「だめだ、ブラックウルフは闇にまぎれるのが得意だ、1対1ならまだしも集団で現れたら少々厄介だ明日の朝からの討伐とする」
騎士と冒険者が話し合いをしていた。結論は明日の朝から討伐を始めることになった。みんなで魔物の事や今までの討伐の経験などの話をしながら晩御飯をたべながらその日は就寝した。
「それでは、討伐には冒険者側は4人グループが2組、私たち騎士隊は3人グループが2組で分かれて目撃報告があった付近を捜索、計4組に分かれて討伐を行うこと。ということで出発しよう。」
目的地は、村から30分そこその場所だそうだ。
「騎士隊のみなさん、私たちは3人づつに別れて捜索、討伐を行うって言ってたけどどう別れるの?」
「ん?姫と勇者様は初めての魔獣との戦いということなので彼女にあなたたのサポートをしてもらおうかと思ってます。おい、トルチェこっちに」
現れたのは、全身甲冑の大槍を持った巨体がこちらに向かってきた
「こいつが、トルチェだ。おいトルチェ挨拶をしろ」
「ン」
「おい、その挨拶失礼だぞ!はぁ、こいつは口数は少ないが実力は確かだ、あんしんしてください」
なんだか、すごく威圧感がある人だなと思いつつ握手を交わした。
「さて、もうすぐ目撃報告があった場所だみんな気を引き締めろよ」
森が深くなってきた。光がほぼ刺さない密林だった。アマゾンのようだな~とヒカリが思っていると捜索がはじまった。
「私たちはまず何をしたらよろしいのかしら?」
「魔獣っていいっても獣なんだろ?こういう森に紛れるのは得意なんじゃないか?」
「ン」
トルチェが頷いた
「トルチェさんこういう森での戦いはしたことがありますか?」
「ン」
「なら、戦闘はトルチェさん、真ん中はリエール、後ろは私が担当するとしよう」
「わかりましたわ」
「ン」
そういうと捜索を開始した。
捜索を初めて30分くらいがたった時、叫び声が聞こえてきた。
「こっちだ、早く来てくれ!数が多い応援を頼む!」
かなり焦った様子だ。急ぎ声のした方に向かうと少し開けたところに出たそこには、かるく100匹を超えるブラックウルフの大群がそこにはいた。
「おいおい、なんだよこれは!数が多すぎるだろ!」
「油断するな。確実に1体ずつ撃破していくずぞ!」
目の前で、始まっていた戦いを見てヒカリは吐き気がした。ブラックが襲って来るを返り討ちにする騎士に目を向けると。ブラックウルフの首が飛ぶところだった。元いた世界では戦争とかはあったがヒカリが住んでいたところはいたって平和で血を出すような戦いはほぼ0と言ってもよかった。
吐き気を覚えながらその戦いをみてると突然後ろからブシュっと鈍い音がした
後ろを振り返るとそこにはトルチェの槍に頭を破壊された狼が1mぐらいところにいた。
「ナニシテル。ココ戦場。気ヌクト死ヌ」
初めてトルチェの声を聞いたと思って現実逃避をしていたが、すぐにそんな場合じゃないと、切り替えることにした。
「ありがとうトルチェ!気を抜いてしまってた。みんなも大変そうだ応援にいくぞ」
「は、はい!わかりましたわ!」
「ン」
初めての実戦だできる限りやるぞ。戦いは1時間にも及んだ初めて魔獣を切った時手に伝わる嫌な感覚があったがそれを気にしてる暇もなく次から次に魔獣を狩っていった。
一太刀で敵を両断する刀は次から次に敵を切り裂いた。作ってもらった刀は刃こぼれひとつなかった。かなりの代物だったみたいだ、私が最終的に倒した魔獣は30を超えていたが途中で切れ味が落ちることもなかった。
現れた100を超える魔獣を討伐し終えた。みんな疲れた感じだった。リエールは傷を負った人たちを魔法で治療していた。
「お前たちがいたからどうにか死人がでないで済んだよ」
「いや、みんないたからだ」
騎士や冒険者は平均で5、6匹の魔獣を倒したことを思えば、私やリエールは30匹を超える魔獣を倒したことはすごいことなのだろう。何より初めて魔法での戦いを見たがこれほどのものなのかと思った。
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「輝き満る氷の祖たる使徒よ私に力を貸したまえ、アイスアロー」
何か言葉をつぶやいたと思うと氷の槍が7本現れそれがダークウルフに突き立てられていた。あまりのことにヒカリは一瞬目が点になっていた。冒険者の人達の中にも魔術師がいたが。戦いの中その姿を見たりしたが同じアイスアローと呼ばれる呪文を唱えても1本の氷の槍が飛ぶくらいだった。
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そう思うと、リエールの魔術は相当すごいものなのだと今考えたらわかる。それに途中冒険者の魔術師は途中気を失ったりしていた。すぐさま青色のあからさまにまずそうな液体を飲まされて気を取り戻したりしていたが。今も回復魔術を使うリエールにはその気配がなかった。
「みんな無事だったようだな。冒険者たちは魔獣の皮や牙を剥ぎ取りとかおこなうか?」
「ああ、そうさせてもらえれば助かるな。これだけの数だすべて納品したら3か月は働かなくても暮らせるからな」
「わかった、騎士隊も剥ぎ取りを手伝おう。それが終わり次第村に戻ろう。いちをまだ魔獣がいてるかもしれないから周囲の経過は怠るなよ」
そういうと騎士や冒険者はモンスターの皮をはぎとり始めた、その間暇なので周囲の警戒をしていた。トルチェさんも見回りにまわりをしていた。
「あ、トルチェさんさっきはありがとう。あの時トルチェさんが後ろから来たブラックウルフから助けてくれたおかげでケガなくすんだよ」
「ン」
「ところで、トルチェさんは何でそんなにもしゃべらなの?」
「ン?」
「いや、喋れないわけじゃないし何か理由とかあったりするのかなって思って」
「ン~。私ハ獣人族ダカラ人間族ノ言葉苦手ナダダヨ。タマニ言葉間違エルシ」
「へ~、そうなんだ~ならしょうがないか・・・・・・って、トルチェさん獣人族だったの!?」
「ン?見タラワカルデショ?」
「頭の先から足の先まで甲冑に包まれているのにわかるわけないよ・・・」
「アア、確カニソウ」
そういうと、トルチェは兜を脱いだ。すると、兜の中からスルスルとシルバーの少しウエーブのかかった長い髪と、ぴょこんと犬耳も出てきた。
「え?トルチェさん女の人だったの!?」
「ン?女性ニ決マッテイルデショ?」
「わかんないよ!全身甲冑で体型隠れてるし顔も隠れてたんだから!ゼェゼェ・・・てか、獣人って言っても耳以外人間と違いないじゃん」
「獣人見ルノ初メテ?ソダネ見タ目ノ違イハソレクライダネ」
「そうなんだ・・・」
と、トルチェと話をしていると ドン!! と地面が大きく揺れた。
「な、なんだ今の揺れは!?おい、見回り班何かあったのか?」
「イエ、ワカラナイデス」
「ワイルドレックスがでたぞ!早く逃げる準備をしギャ~~~!」
見回りを反対側でしていた騎士がいきなり悲鳴をあげた
「おい、騎士の一人がワイルドレックスに襲われているぞ!!」
悲鳴のした方を見てみると5mほどの大きな恐竜がいた
「おいおい、恐竜までいるなんてきいてないよ」
「助ケナイト!!」
そういうと、兜をかぶり直しトルチェが槍を持ち走り出した。少し遅れてヒカリも走り出した。




