初めての魔獣との戦い1
初めての魔獣との戦い1
ヒカリがアスーラ国に召喚されてから1週間が過ぎた。
「はぁっ~!!やぁ!はっ!」
早朝、ヒカリは城外からすぐの草原で刀の素振りをしていた。アスーラに来てからヒカリは国王やリエールの話やそのほかの者の話を聞き少なからず戦いに協力することに決めた。
そのために、まず、自分にできることからすることに決めたのだったのだが自分のステータスを見せられて剣術に才があるということがわかり、まずは剣を使うことに決めたのだがうまくいかなかった。
ヒカリは昔から剣道をしてきたが剣という武器は竹刀と違い使い両刃で重さが重く、刃先の方が重いのでバランスがつかめずうまく使うことができなかった。
そこで、王国直属の鍛冶師に頼み刀を作ってもらうことにした。形は知っていたが作り方を知らないヒカリは鍛冶師の人と試行錯誤で刀の完成を目指してきた。
今日はその試作品の使用感を確かめていた。
「はっ!!はっ!はぁ~~~~~!はっ!!」
『かなり使い心地がよくなってきたかな?重さのバランスもかなり良くなったと思うな。』
素振りを終えて、額の汗をぬぐっていた。
「お疲れ様です。ヒカル様♪」
リエールが微笑みながら近くに駆け寄ってきた。
「あ、ああリエールか。姫様とあろう方がこんなばしょにきてもいいのか?」
「大丈夫ですよ♪私はヒカリ様の妻になるのですから」
「いや、可笑しいだろ・・・私は女だといっただろ・・・女同士で結婚できないんただろ・・・」
飽きれた感じでヒカリが額に手をあて溜息をつくと
「私くしは気にしませんは♪それに、性別なんて些細なことですわ♪」
リエールが満面の笑みで答えた。
ここ最近リエールの発言がおかしくなってきた・・・最初は王様の妄言で結婚という話がでたが、それを本気にしたのかその日以降リエールの発言や行動がおかしくなってきていた。その上人の話(特に私の)は聞かないでどんどん行動がエスカレートしてきていた。
「はぁ~、この王女様はどうにかならないものかな・・・それより、リエール何か用事があったんじゃないのか?」
「そうでしたわ!ヒカリ様ここ最近、近くの村で魔獣の目撃報告があったので討伐に部隊を送るそうなのでヒカリ様も一緒に行ってみないかとお父様が聞いてきてくれとのことでして」
「?魔獣って魔人族があらわれたってことなの?」
「違いますわ、魔獣は言葉の通り獣ですわ。違いでゆえば言葉などを使わずコミュニュケーションなどが取れないものが魔獣とよばれていますわ。この辺りだとゴブリンやオーク、ブラックウルフなどがいますわね。」
「ふ~ん、そうなんだ・・・今回、その近くの町で目撃されたっていうのは?」
「ブラックウルフだそうですわ。すばしっこくて数が多くて結構面倒だとはよくききますわ。1匹見つけたら50匹いると思えって言われるくらい繁殖力が強いのが有名ですわ」
「そっか、なら私もついて行ってみようかな・・・この刀の使い心地も試してみたいから」
「わかりましたわ。なら出発は昼頃だという事なのでそれまでに準備しないといけませんわね。ヒカリ様お城に戻りましょう」
笑顔のリエールに腕を引かれ城に戻るのであった。
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昼になり城門まえには、ヒカリとリエールの他に4人の騎士と冒険者と呼ばれる人たちが8人集まっていた。
「それでは、いまからディヴ村にいブラックウルフの討伐に出発しようと思う。城からは我々6人、ギルドからはブロンズパーティーの2組計8人の合計14人で討伐に向かう、ディブ村までは我々騎士が先導する到着次第それぞれ討伐を開始してくれ。それでは出発する。」
そういうと、騎士の人を先頭に移動を開始した。
「おぉ、今回のクエには綺麗な人がご一緒なのですね。いや~今日はついてるな~。ねぇねぇ名前なんて言うの教えてよ~、彼氏いるの~?俺なんかどう?」
移動を開始してそうそうギルドからの参加者の金髪のチャラそうな男がリエールに声をかけてきた。
「すいません、私にはヒカリ様がいますので」
そう答えるとリエールはヒカリの腕に抱き付いてきた
「ふ~ん、君が彼女の彼氏さんなんだ~ヒョロヒョロなのに大丈夫なの?俺のほうが将来有望でいい物件だよ」
うざい男だな・・・てか、誰が彼氏だよ!と思いつつ
「すいませんが、彼女が嫌がってるので」
といい、リエールの肩を自分の方に抱き寄せチャラ男を睨みつけた
「ちぇ、せっかくカワイイ子が一緒で楽しいクエだと思ったのにな~」
と言うと男は他のパーティーメンバーのところに帰って行った。
こんな事で大丈夫なのだろうかと思いつつ、リエールの方を見るとニヤニヤしながらヒカリに抱き付いてた。顔が怖いよ!よだれもたれてるぞ!!と思いつつティヴ村に向かうのであった。
名前がひらがなで読みにくいとの事だったので少しづつカタカナに変えていこうと思います。




