初めての魔獣の戦い3
初めての魔獣との戦い3
「ハァ~~~!セィ!!」
と、槍をワイルドレックスの右足に突き立てるトルチェ。しかし、鱗に阻まれてかすり傷程度の傷しかついていない。しかし、驚いたワイルドレックスは口にくわえていた騎士を話した
「早ク、ソイツヲ避難サセテアゲテ」
その言葉を聞き、冒険者3人が口から落ちた騎士を担ぎ上げて避難させ始めた。
「トルチェ!こういう大きな魔獣は足さえつぶせば自分の重さで動けなくなる。足をっ徹底的にねらえ!」
「ワカッテル!」
「私も助太刀するよ!」
ヒカリもワイルドレックの右足に攻撃を入れたが鱗のせいでほとんど傷をつけれなかった。
「左右に別れろ。片方によると狙われるぞ!」
「私もお手伝いしますわ!大地の地脈に沿いて、聖霊よ大いなる力を貸したまえ!!ロックマウント!!」
リエールが呪文を唱えるとワイルドレックスの足元から先がとがった岩の塊が突き出した。ワイルドレックスの腹には大きな傷はついたがワイルドレックスはまだ健在だった。
「っくっそ!!固いなこいつ!」
「リエールもう一回魔法を放てないのか!?」
「すいません、先ほどの戦闘と回復でもう魔力がありませんは・・・」
「くそ、このままだとやばいぞ!」
「デモ、撤退スルニハ怪我人ガ!」
その時ワイルドレックスが体を一回転させて尻尾で攻撃してきた。ヒカリはどうにかそれを回避できたが、トルチェや戦闘に参加していた騎士や冒険者が吹き飛ばされた。そして飛んできた冒険者に巻き込まれてリエールも木に叩きつけられた。
「よくも、リエールやトルチェ、皆をこんな目にあわしてくれたな!!」
怒りをあらわにしたヒカリはワイルドレックス切りかかった。その時頭にある言葉と力が思い浮かんだ。
「我の道を遮るすべての者を薙ぎ払え!!真空一閃・覇断剣!!」
ワイルドレックスに刀を一閃すると シュン という音と光が放たれた。周りは静けさに覆われた。ヒカリは頭を上げてワイルドレックスを見ると、そこには先ほどと変わりなくワイルドレックスが立っていた。バリンという音とともに刀が砕けた。もう無理なのかと恐怖で視線を逸らした瞬間 ズドドドドドドドン!! と大きな音と地鳴りがした。音と地鳴りがした方に目を向けるとそこには、上半身と下半身が真っ二つになり血飛沫を上げているワイルドレックスとその奥にあるはずの木々がなくなり空が見えていることに気が付く。
「ど、どうなったんだ?」
「ワイルドレックスを倒したのか?」
「いった~~~い!皆さん無事ですの!?」
と吹き飛ばされた面々が起き上がってきた
「ワイルドレックスが真っ二つになっているぞ!?」
「俺たちは生き残ったんだ!!やった~~~!」
と歓喜の声が上がった。ヒカリはその声を聞きながら血だまりが出来たその場所で倒れこんだ。
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ゴトッゴトッ、ゴトッゴトッ
「んん~~~」
「あら、目が覚めましたかヒカリ様?」
「おはよう、リエールもう朝なの?」
「ふふっ、のんきな王子様ですわね♪どちらかというともう夕方ですわよ♪」
「ン、目ガ覚メタノカ。ナラ、顔デモアラウトイイヨ」
伸びをして目を開けるとそこは馬車の中だった。
「あれ?私何で馬車のなかにいてるの?・・・たしかぁ~~~・・・あ!ワイルドレックスは!?みんなは無事なの!?」
「はい、ヒカリ様のおかげで誰一人かけていませんは。今は、王都に帰ってる途中ですわ」
「そうなのか、ならよかった」
あれからの話をリエールに聞いた。聞くところによると私は魔力切れで気を失っていたらしい。今は馬車で王都に向かっていて、他の騎士や冒険者は町に残ってワイルドレックスの剥ぎ取りなどを行うらしい。トルチェは私たちの護衛兼馬車の運転手をするためについてきてくれたということだ。
「ですが、あのワイルドレックスを倒してしまうなんてさすがは私の勇者様です」
と、キスをしようと顔を近づけてきたので手で押し返す
「確カニ、ワイルドレックスハ討伐難易度6ノ危険指定サレタ魔獣デスカラネ」
「運が良かっただけだよ」
「運じゃないですわ!あれだけの一撃を放ったのは紛れもなく事実ですわ」
「刀は失ったけどね」
「アト少シデ王都ダカラモウ少シ寝テタライイヨ」
「お言葉に甘えてもう少しだけ寝かしてもらうよ」
そういうとヒカリはリエールの膝枕で眠りにつくのだった。
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王都にもどり王様や騎士団長に話をして。ワイルドレックスの剥ぎ取ったしなを運べるように話をつけた。
「それにしても、よく無事じゃったな。フォッフォ。娘も助けてくれて用で礼を言うぞ」
「皆がいたから、どうにかなっただけだ」
「ときに、トルチェそなたをヒカリ殿とリエールの専属騎士に任命しようと思うのだがどうだね」
と、王様が騎士団長の方を向くとうなずく騎士団長。その言葉を聞きトルチェは
「ワカリマシタ、騎士トルチェコレカラハオ2人ノ騎士トシテ木端微塵ノ精神デ務メサセテイタダキマス」
「木端微塵にならてたらこまるがの。フォフォフォ」
と、王様が引き攣った顔で笑っていた
「そういえば、勇者よ今回そなた新しい力を手にしたそうじゃなステータスを確認してみるかの?」
「いいのか?ならよろしく頼む」
【Tatibana hikari】
Lv:8
HP:12900
MP:1150
STR:3800
DEX:1800
AGI:3200
INT:210
LUK:2500
skill
・剣術Lv:6
・走術Lv:4 NEW
・格闘術Lv:3
・人族語Lv:3
・槍術Lv:2 NEW
・棒術Lv:2 NEW
・礼儀Lv:1
・雑食Lv:1 NEW
称号
・召喚されし者
・勇者
・剣士
・百合に狙われし者
・ドラゴンスレイヤー
・獣人の友
unique skill
・真空一閃・覇断剣《神速の剣で圧縮されたすべての魔力を放ち敵を両断する》 NEW
何か色々増えてたが、ユニークスキルというものが増えていた。この力が目覚めてなかったら危なかったのだなと思うヒカリであった。
「ふむ、さすがは勇者というところだのすごい成長じゃのう。娘はよい夫を手に入れたものじゃの、フォッフォッフォ」
「やだわ、お父様ったら///」
「前にも、このようなやり取りをしたような気がするんだが・・・私は女だ!女同士は結婚できないんだろ!」
「何を言っておる!?そんな、断崖絶壁のような胸を持つ女がいてなるものか!!」
プチン
「誰が断崖絶壁だ~~~~~~~~~!!!」
ドガン!!!!
「グペ!」
『まだ成長期だから!まだ成長期だから!』
そう自分に言い聞かせなつつ、涙目になりながら謁見の間をでるヒカリであった。




