第3話:車内での会話
皆が車に乗り込むとすぐに十弥は車を出した。
車が走り出してすぐに立花が
「田中、そのキャンプ場所には大体何時頃に着くんだ?」
「えっと、確か…3時ぐらいには着くんじゃあないか。」
その会話の間から割って入ってきたのは恵理菜だった。
「何かキャンプなんてつまらなさそうだけど、このメンバーで行くと面白くなりそうだよね。」
「恵理菜ちゃんはキャンプとか行ったことある?」
と十弥が笑顔で聞いた。
「う〜んと、確かぁ…小学校の時に一回だけ行った事あるよぉ。」
「へぇー小学校の時に一回だけか、今回のキャンプはもっと楽しくなるといいな。恵理菜ちゃん。」
十弥はやけに恵理菜に話しかけている。
それもそのはず、十弥は恐らく恵理菜に好意があるのだろう。
そんな事を考えていると隣に座っていた加織が
「竜也。そういえば私達って付き合ってどれくらいだったけ?」
「ん。えっと確か、一年ぐらいじゃないか?」
すると加織が笑顔で
「えっ。もうそんなにたってたんだ。このままの勢いで大学になったら、同居生活しよっか?」
俺は至って冷静に
「あぁ、お金に余裕があったらできるかもな」
と答えた。
すると十弥が
「おぉ!?とうとう同居生活の始まりかぁ?」
「へぇ〜加織と竜也同棲するだぁ。さっすがラブラブカップルだねぇ。」
二人して俺達をちゃかしてきた。
「もぉー、してみない?って竜也に聞いてみただけよ。」
加織は顔を赤くして言った。
俺はふと隣を見てみた、立花がすやすやと寝ている。
そういえば、朝早かったもんな。
俺も寝よう。
「今から、仮眠をとるから着いたら起こしてくれ。」
「はいはい。わかりました。」
十弥が前を見ながら言った。
俺は眠りについた。




