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現代の武人は仮想世界を無双する  作者: カンナトウジ
4章:EGE護衛ミッション
205/206

【side:M&B】銃が交差する戦場


『さあEGE最終日!ココまで連続で参加してくれた観客も今回が初という観客もお立ち台だ!EGEイベント3日目昼の部。ネオン・プラネットのバトルロワイヤル開始だ!!!』

さて、俺たちの出番開始だ。


ネオン・プラネット。

銃が主役のゲームで、銃を持ち込んでない俺はどう見られているんだろうかね?

リアルだとよくやっているが、一般人相手に見せることなんざ基本ねえからな。

実際どう思われんのかちょっと気になる。


「てかこのゲームやるやらないは兎も角、『シャチホコブレード』ってのがフィールドのどこかにあるって言われた時はちょっと取りてえって思ったんだけどな」

「私は『たい焼きフィルム』っていうアクセサリーが欲しかったな」


時間制限があったとはいえ、結構時間余っていたし取れるなら取っておきたかった。

なんならシャチホコブレード2本帯刀とかやってみたかった。

そうこう雑談している間に、試合開始のカウントダウンが始まった。


「チームメルヘンだけじゃなく、他にも十分注意すべき奴らはいたな」

「そんなに?君なら余裕じゃないの?」

だからこそだ。


それだけ俺が強いことを知っているなら、その対策を講じる連中なんて数多くいる。

何よりコレは生まれたばかりのゲームだ。

DEFのように、ある程度開拓されているからこそスキルを使われても捌けるが、全く開拓されていない技術を多く残しているネオン・プラネットは警戒するに値する。


その上で見れば、銃を中心としている以上メルヘンより警戒すべき連中も、確かにいる。

「てかコレ…ジャンプパッド?」

「どっちかっていうとカタパル『スタート』


言い切るより先に、ゲーム開始して飛ばされたんだけど。




「うわあああああああっ!!!」

「フッ」

顔面から突っ込みそうなエアを掴みつつ着地。


そして落とす。

「イヤ落とさないでほしいんだけど。せっかくのHPが…アレ、減ってない?」

「バトロワ開始から5秒間は無敵なんだろう」

いま視界端のバフ表示にそう出てた。


「兎も角移動だ。視界が開けてないとはいえ留まるのはな」

「ガッツリ灯りのある市街地でドンパチってのも結構良いかもね」

リアルじゃやってほしくねえよ!


タイトルに合わせてかネオンの光り輝く繁華街中心のバトルフィールド。

人によっては目移りしそうだぜ。


「エリアも高層ビルや中華街、巨大モールなんかと分かれているっぽいけどどこから行く?」

「1番近くてコチラを狙っている奴のいるマンションエリア」

流石にボケっとしすぎか?


そこまで広いフィールドではないし、参加人数も100人越えとはいえもう捕捉されるとは、

「「ヒャッハアアアアア!!!」」

「バカスカ撃ってんじゃねえよ弾結構かかるんだぞ!」


っとコレはリアルの話でコッチじゃそこまで値段しないんだった。

いやでも所持上限あるし。

とりあえずなんかレーダーついてそうなゴーグルの2人を瞬時に斬る。


「アレッ?」

「アーマーは?」

「まあ色々言いたいことあるのだろうけど」


単純にお前ら弱すぎ。


シャチホコブレード:

ゲーム内に存在する急所判定が高い近接武器

急所判定は急所部位と設定された部位への攻撃に対して一定確率で即死判定を与えるもの

桐谷(オキツネ)が最後にやったのもコレ

てか桐谷の武器自体も急所判定高めに改良されている


たい焼きフィルム:

ただのポーチなどに付けられるアクセサリー

特に効果はないけどご利益あるものとしてマイア(エア)は欲しがっている


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