【side:H&N】 大きすぎる真実
『決まったー!!!初っ端の戦闘で奇襲を仕掛けたチームリーパーでしたが、相手チームM&Bのオキツネ選手に一瞬で敗北!』
『いやあどっちがリーパーだよって話ですよね。空中で身動きが取れないうちに接近してエネルギーアーマー無視の即死判定を取るとは』
『正直開発陣としては銃を活躍させてほしいんですけど、完全近接であそこまでやるのは驚きですね』
「おーいきなりやっておるのう童は」
「兄弟子様の活躍にネオン・プラネットのプロデューサー連中が湧きったってますよ」
その様子を傍に、凛花が芽衣の護衛を務めていた。
そこで、凛花はとある質問を投げ出す。
「のうお主、あの世界をどうやって作りおった?」
「ああやっぱり気になっちゃいます?」
その質問が何処からかくるのだろうと分かっていたように、芽衣は反応する。
しかもその状況を分かっているようであった。
「私自身、幾つかVRの新タイトルをプレイしてみたんですけどねー。やっぱりあそこほどのリアリティはないんですよね。と言ってもほとんど変わりないのでツッコまれるかどうかくらいの話なんですけど」
「御託は良い。儂はどうしてもあの世界に違和感を感じておるんじゃよ」
未だサンプルが少ないとは言え、何処となく感じる違和感。
それはゲームだからこそと言うべきか、有り得てほしくないとすら思える感覚だった。
だが、凛花は己の直感を基に聞く。
「ええまあとりあえずですね。順を追って話しますと、まず世界創造からいい感じに人類文明が発展するのを電子上で起こさせるシュミレーターを作りまして………ああコレでビルの一室を埋める程度のパソコンが必要になります」
「そっからやったのかえ!?世界五分前仮説のようなものではなく?」
「ええ、やりましたとも。それで納得する世界…今のDEFの基盤となる世界を作ったところでちょっとした事件が発生しました。と言ってもコレに気付いているのは私とウサギちゃんくらいでして、職員たちにも社長にもシステム障害としてでしか報告されていないんですけどね」
おそらく、それこそが凛花の感じる違和感の原因だろう。
最も大それた問題であり、おそらくは芽衣ですら未だにどうこうできていない違和感のはずだ。
何より、その問題は仙凛があの世界で感じていた視線の正体であろうと、本能的に確信している。
「奪われたんですよ。私の作った世界。それも神々にですよ。そしてあの世界は完全に異世界となりました」
「………………………ほう」
てことでサラッと紹介されたトンデモ真実公開
まあいろいろあってここまでやる予定ではあったけど
コレジャンルVRゲームで良いのかな?って思ってしまった
ただDEF以外は実際VRゲームなので大丈夫かと




