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現代の武人は仮想世界を無双する  作者: カンナトウジ
4章:EGE護衛ミッション
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【side:H&N】 リアルの敵が増える


「っかあ!レモネードじゃがスッキリするのう!」

「お疲れでゴザルよ仙女サマ!」


初戦圧勝で、休憩を貰った凛花とステラはノーマンの出店で夕飯にありついていた。

「フーム意外と楽しめたのう」

「アレ?結構圧勝だったのでつまらなくなっているのかと思っていたのでゴザルが」

「分かっておらんのう」


このゲームは、ステータスも統合され、体格も強制的に変えられる。

この2つの要素こそが、凛花を興奮させる更なる要素を引き出させる要因になっていた。


「実際に体験し、自分だけの技を披露する。何十年…否もしかすると100年以上も前に経験していた気分と達成感を味わえたのじゃ!枯れ果て始めた全てが一瞬で童にまで若返った気分じゃよ!!!」

すごい興奮に、ステラが言葉を発せられずにいるが、とりあえずこの人の子供時代が想像つかないなあとは思った。


ソレに今の興奮が童心だとはよく思う。

自身の主人たる桐谷との戦闘でさえ見せない他とは違う興奮をしているからだ。

寧ろコレが童心でなければ、彼女は噂通り万年生きる別の生命体であろうという言葉が当てはまりかねない。


「そうじゃそうじゃ!ステ…クノよ、他にも試したい技がある。色々試作したいから後で打ち込みじゃぞ!」

「オダイカンサマに頼みたいでゴザルな」

そう言いつつ、ステラも楽しそうな顔をする。




でここからが本題だと、ステラが身を乗り出す。

「コレからもっと刺客増えるのが確定しているでゴザルよ!具体的には()()()()()()()()()()()で!」

「ハハッマジでそうじゃな!」


現在、このイベントに侵入している刺客は、殆どが流星院芽衣目当てである。

だがその他にも、別の目的で侵入している刺客がいる。


ソレは、

「この後に乗じてオダイカンサマや仙女サマ目当ての刺客が少なからず乗り込んでいるのが確認されているでゴザルよ」

「ウム。流石に驚きじゃな。ここまで多いとは」


そう。

流星院芽衣を狙うフリをして、凛花や桐谷…世界の名だたる強豪を前に、彼らを狙うべきだと考えている輩もいた。

何せ、彼らがいなくなれば今後の仕事がしやすいから、狙うタイミングを待ち続けていた者は、世界中に数多存在する。


故に、この人混みを利用してまさかのボディーガードに刃を向けようという考えで、乗り込んできている連中もいるのだ。

「まあコッチにとってもちょうど良い。仕事が増えるのは厄介じゃが一掃できるだけしておこうぞ」

「ワタシチャンたちより刑務所の維持費が大変そうでゴザルよ」


「…もういっそ殺したほうが安牌じゃなかろうか?」

「仙女サマがソレ言っちゃダメでゴザル!!!」

冗談冗談と笑うが、凛花がそこらへんを緩めてしまうと歯止めが効かなくなる部分が多い。


それこそ、戦争で何もかもを失いかねないレベルで。

まだ今の彼女なら、世界中が束になれば止められるのは容易かもしれないが、間違いなく混乱に陥ってしまう。


「ハッキリ言って世界の終わりでゴザルよ!」

「まあまあ。さっきのは本当に冗談じゃから気にするでない」

そうは言っても無視できないだろうと、ステラは構えてしまうのであった。



ヨシ雑に敵を増やしたぞ!

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