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現代の武人は仮想世界を無双する  作者: カンナトウジ
4章:EGE護衛ミッション
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視点の異なる評論会


「どうでした?触りだけでもやってみた感想は」

「まあまあだな。銃の良し悪しはあまり分からんが、刀は現実より精度が悪い程度だからどうとでもなる」

「初期にできることが少ないのもあるけど、万全じゃないとなんともね」


「儂は全てが鈍くて欠伸が出るほどじゃったが、鈍重な者たちはまだまだ改善の余地があると言ったところじゃのう」

「ワタシチャンも少しは使い勝手に苦労したでゴザル。あとワタシチャンのスタイルに合っていただけで、ローゼンチャンも一般からしたら扱いにくいと思うでゴザルよ。引き出し多すぎて」

「ええ、貴重な意見をありがとうございます」


俺たちは一度ゲームをやめ、ホテル内接のバーで夜食半分に評論会を開いていた。

互いに思うところはあるようだが、寧ろ技術の進んでいない分野なので、クライアント的にはめちゃくちゃ意見して欲しいらしい。


「お待たせしました。クラフトビールにウイスキー、ノンアルコールのカクテルに梅ジュース、リンゴジュースです」

「ヨシきたのう。バーに来たんじゃから多少は飲まんとな」

「いや多少と言うにはキツイの飲んでるだろアンタ」


「ソレとコチラはソーセージ盛りに3種のチーズアソート、ドライフルーツとミックスナッツの盛り合わせにレアチーズケーキ、イチゴのタルトになります」

「ええありがとう」

「このチーズケーキイチヂク入っているでゴザル!」

ということで、話始めに注文が届いたのは暁光だ。


しっかし………

「ソーセージ多くね?」

「小さいから仕方ない」

にしても多いですよ1人でソーセージ盛り1()0()()()は!


「まあまあ食べながらお話を続けましょうか」

「「ハーイ」」

ということで、評価開始だ。




「ではチームM&B方、何か気になる点は御座いますか?」

「そうだなー。割とDEFとあまり変わらないと思ったね」

「まあ強いて言えば、砂の感覚が雪みたいな踏み心地だった事かな」

砂漠もそれぞれで、踏み心地とかが結構変わるけど、あの感覚は初めてだったな。


「ふむふむ、操作性はDEFと変わんないと…いや君たちアドベンチャーモードでプレイしているけど、あそこレベリング制で通常よりも強大な膂力でプレイできるからその評価は使えんよ」

「アヤッベ」


そういやそうだった。

俺たちリアルの身体能力や技を使えるアドベンチャーモードで戦っていたけど、普通はレベル上げして普段できないような芸当をこなすのが醍醐味なのかあれ。


「じゃあ続いてワタシチャンたちでゴザルけど、重量級は重さの感覚を改善した方が良いでゴザル。カウンターやリーチは良いかもでゴザルけど、マトモに動けそうにないので使用率悪くなりそうでゴザル」

「儂はどいつもこいつも鈍いからのう。基本的なやつしか使えん」


ノックアウトノイズは、ステータスの決められたキャラクターの姿で戦う関係上動きがある程度決まるからな。

仙女ババアやりにくそう。

でもソレも修行のうちとか言ってそう。


「一応開発者間で使用率チェックとかしてますのでネタバレですけど、重量級の使用率ローゼン・ホロウより高いですよ」

「嘘ぉ!!?」

「てかあなた方がリアルでスピーディーなスタイルなので合わないだけでしょう」

ソレは確かに。

現実での動きに合わせられた方がやりやすいなら、鈍重なキャラクターが使われないということもあるまい。


「なるほどでゴザルけど、ローゼンチャン使えないは」

「元々格ゲーで飛び道具メインのトリッキーなキャラは玄人向けになりがちなのに1人称視点という今まで以上に確認しにくい環境ですからね。ステラちゃんみたく普段さまざまな武器を瞬時に扱ってないとマトモに扱えませんよ」

「グエー」

汚ねえ声を飛ばしながらチーズケーキ飛ばすな。

そんで口でキャッチしたよ。


「あ、生チョコをお願いします」

今の勢いでよく頼むなコイツ。


深夜に飲みながら評論でもとか考えてたけど、ココアメリカで酒飲めるのが2人しかいねえ

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