【side:M&B】仮面の剣士と魔女
「なんか…ホントごめん」
「翻訳機能が入っていなかったのが問題だし仕方ないだろ」
てことで、一旦ログアウトして言語処理とかを頼んでやっと合流できた。
そして、絶対突っ込んでおくべきことだが
「どっちも顔見えねえな」
「確かにね」
互いに被り物をしていて、見えていないのだ。
俺はフードに防護マスク、エアはフルフェイス型のヘルメットで完全に見えなくなっている。
「まあいい。サッサと金稼ぎと行こう」
「ラジャー」
ということでやってきました『フェリシウム結晶の森』。
このゲーム内の火薬やエネルギー弾の共通素材となるフェリシウムが、木々のように生え伸びているフィールドだ。
「んでアレが敵と」
「マジで人間みたいな見た目してんのな」
ココでの敵は、ゴーレムらしい。
いやゴーレムって、魔術師とかが作る人形だよな?
まあ見てくれは似ているし、ゲームだから突っ込むのはダメなんだろう。
「そういやお前初期武器ショットガンで良いのか?」
「狩猟道具は魔女の十八番でもあるからね。そっちもここじゃ近接武器は耐久が減ったら砥石をその場で使わないとダメっぽいけど、ちゃんと持ってる?」
「弾丸と同じで支給品内にストックされていますよー」
ショットガン=狩猟用はちょっと偏見あると思うけど、まあ良いか。
んで、クエストを複数個受けてソレなりに金を稼いだ。
金ってかポイントだけど。
「とりあえず基本装備と消費アイテムを買うとして、他は何が良いだろうか」
「まあ装備枠を増やせるものとか他の武器とかを手に入れるべきだよね」
「でも下手にやりすぎると重量制限に引っかかりかねないのがな…コレがこのゲームの醍醐味ってやつか?」
このゲームは、DEFのようにレベルアップでステータスが上がったり、武器の優劣があまりあるゲームではない。
自身のプレイスタイルと、武器や道具の使い方がものをいう結構現実的なゲームなのだと思う。
まあフルダイブ型のゲーム以外のネトゲをやったこともない俺が言っても、あまり伝わらないだろうが。
兎も角、このゲームは装備に対し、重量制限、装備可能数、武器サイズの観点から装備品を決めなくては行けない。
装備重量は、装備する武器やアイテムに設定されている重量をプレイヤーに設定されている重量制限以内までに抑えられるように、装備を考える必要がある。
まあ重量制限に関わらず装備重量が多くなれば、それだけ動きに制限がかかるのだが、そこは身体機能をサポートするアイテムでどうにかできるらしい。
装備可能数は、装備品を入れるスロットに厳密な制限があり、ポーチやバックパックなどで拡張できるし、デザインもたくさんあるらしい。
「お、ランドセル型バックパックあるじゃん!背負ったことないからちょっと憧れてたんだよね」
「ちょっと気になるね」
そして一番面倒くさそうなのは、武器サイズだ。
これ収納時とかに、どこに装備するかでバックパックやポーチと接触してしまうため、装備できないと判定されてしまうと、装備不可として弾かれるらしい。
DEFなら、ある程度食い込んでもなんともなかったようだし、戦闘以外で武器はインベントリに収納できるため、気にしていなかったが、現実じゃあ十分厄介になることだよな。
「武器はもう一種類くらい用立てるとして、ソレ用のベルトもって考えると、初っ端からバックパックとかはやめといた方が良いだろ」
「じゃあ最低限ポーチ拡張と追加のアイテム補充として、お次は技研探査だね」
そう。
基本装備でも拡張性がなく、ここから先の武器を手に入れるならば技研を訪ねる必要がある。
まあ目下の問題は、
「俺とお前の求める技研は別々だろうってとこだがな」
「それはそう」
互いの見た目ですけど
オキツネ(桐谷):アー〇ナイツのドクター
エア(マイア):〇ュラララのセルティ(カラーはピンク)
もしかして他にも分かりやすい例っているのか?




