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現代の武人は仮想世界を無双する  作者: カンナトウジ
4章:EGE護衛ミッション
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豊穣の血脈を追え


まあ初めは大したことはない。

相手1体で多勢に無勢だし。


けど1体倒した瞬間からゾロゾロ現れてきやがった!

「めちゃくちゃ出現してんじゃねえよふざけんな!」

「まあこんな相手に少数精鋭で戦うだなんてまずありませんからね。相手もソレに対応できるように構えていたのでしょう」


おーうシステムをソレっぽく説明してくれてありがとう。

対処できない訳でも無いんだが、同時にコアを探すというのは難しい。


正直、フラウやミニオンにコア探しを任せて俺は迎撃をとも思ったが、この数を相手にしつつ周辺探索などやったこともない。

なので、10分過ぎても実らなくなるまでは、フラウとミニオンの手は借りないことにしよう。


より集中して、ここら一帯の流れを感じ取れ。

前方から俺の首を狙う剣士、右方から右膝を狙う槍兵、後方から大上段に構えて突撃してきている斧兵。

ソレを飛び込みで剣士の頭上に回避し、ついでで剣士の首を斬る。


だが、そこに左肩より少し左、臍の辺り、右膝にかけて飛んでくるように矢を構えた弓兵に、短剣を構えて突撃してきている野伏が来ている。

コレは、既に投げた踏覇のスキルで回避だが、ついでで野伏を捕まえ瞬間移動した直後に、斧兵が振り切る前の斧の軌道上に投げ込む。

斧兵が野伏を一刀両断した後に着地し、足のさらに向こうまで感じ取ろうとする。


流れていく地脈を感じ取り、ソレらが大きく、集まった塊となるポイントを

「見つけた!」


場所は、一番近い場所で自身の向く方より10時方向。

「主人様」

「10時方向に切り開くぞ!」

その言葉と共に、フラウが狙い通りの方向に攻撃を重点させた。


「ハアッ!!!」

軽く崩れれば十分な隙の完成だ。


敵を踏み付け飛び越える。

時に斬り倒し、時に相手の攻撃の盾として敵を利用して生体器官へと辿り着いては破壊する。


1個、2個とそうして破壊し続けていくと、地鳴りが発生する。

「主人様、コレが最後のようです」

「そういう奴ねー」


地鳴りの発生源は頭頂部。

地鳴りが最高点に達すると共に、コレが最後だと言わんばかりに咆哮する。


「さて、テメエら邪魔すんじゃねえ!」

まだ兵士共全然多いんですけど!!!


本来複数パーティで討伐推奨のため、プレイヤー数に限らず大量に取り巻きを寄越してくるパルバル・ケレスさん


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