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現代の武人は仮想世界を無双する  作者: カンナトウジ
4章:EGE護衛ミッション
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天空の豊穣


園豊獣パルバル・ケレス。


雲の上に存在する理想郷とも、空を見守る美しき獣とも呼ばれる、ちょっとしたダンジョンくらいの大きさを持つ()()()()モンスターである。


てかマージでお目にかかれないレアボスだ。

まずはるか上空にいるという時点で、お目にかかれても倒しにいけない。

ウェズロスのようなところでなら届くかもと考えたプレイヤーもいるが、まあまず通常プレイヤーがいるところは避けて飛んでいる。


だからこそ、飛行手段を以て飛び乗るのがセオリーだ。

「とはいえ、コイツめっちゃ速くね?」

「確か我輩が知る限りでも、並のモンスターでは近付く前に引き離されるほどには速いのだとか」

「我々の持つデータベースにもケレスの名を持つモンスターはどれでも音速は超えると記載されております」


フラウの言葉の通り、コイツ相当速い。

ジェスもマッハを超えるスピードで飛び続けられるが、着陸までに時間をかけた。


「こりゃあリアルでも訓練しておくべきかな?」

「寒!寒すぎる!」

そりゃあ高度数千メートルをマッハで飛び続けているモンスターに、なんの対策も無しに乗り込めば、クソ寒いってなるわ。


俺自身は、直前に近い寒さを受けていたのでまあ慣れてはいるが、システムは関係ない。

「なになに?極低音状態?」

どうやら時間経過で凍りつく状態異常のようだ。


ならば、

「耐えられそうにないやつはジェスの中に引っ込んでおいて、俺とフラウとミニオンはコイツを狩るぞ」

「そ、そうしてくれ。この寒さは我輩にもキツい」

「じゃあ頑張ってねハバキリ」

てことで、センジュとゴルディオンは置いて、攻略開始だ。




ではパルバル・ケレスの倒し方だが、生体器官の一部が露出している部分があるので、そこを幾つか破壊するというものだ。


「主人様、あそこに」

「うーん見やすい」

木のそばに、琥珀では説明がつかないような結晶が生えている。


更に、

「おっと」


コチラに斬撃を飛ばしてくるヤツが現れる。

ケレスを倒させないための守護者にあたるやつであろう。


「いや外からやってきた敵を撃退するんだから白血球か?」

「確かケレスファージという警備兵です」

マクロファージだったか。

まあ敵なのは変わんねえ。


「ぶっ飛ばす!!!」


パルバル・ケレス

サーバーを跨いで生息しているモンスター

一体しかいないと言われるとユニークモンスターとも思われそうだが、ちゃんと復活するのでユニークではない


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