晴れ時々敵さん
ハアー。
結構斬って休憩に入る頃には、朝日が昇ってきた。
そして、
「敵さんが降ってきたか」
「イヤコレダメなヤツでしょ!!?」
ベイリー氏の言うように、空から敵が降下してきている。
実際コレ領空侵犯とか、表向きな法律においても十分問題なんだが。
「最早連中やぶれかぶれになってるな」
「やりすぎたってことですかね〜」
お前の脅威度と俺らの脅威度を前に、ルールを破るくらいしねえとやっていけないと。
「A2、シノ、なるべく落としてくれ」
「了解!」
「OKにゴザル!」
ということで、空の上で倒せそうな面々に頼んで、落とせるだけ落としてもらうことにした。
「下手に死なれると後始末面倒とはいえ、邪魔だしな」
「下で拾っておかなければ死にますよね」
「だからゼノちゃんを向かわせなかったのね」
正解!
流星院の護衛で元殺し屋のゼノは、髪を自由に伸ばして操れる超能力者でもある。
コレを利用して、ネットを用意してもらう予定だ。
「ハア…1番最悪な事態ではまだないとはいえ、人前にまで出られるのは十分ヤバいだろ」
「まあ代わりに旧帝はもう終わりと言っていいだろうけどね」
そうこう言っている間にも、空中でパラシュートを破壊された敵が、真っ先に落ちてきた。
「ゼノちゃん動けなくしておいて」
「…ああ」
ゼノの髪は、神経毒入り。
触れる程度なら大丈夫だが、刺されれば全身が麻痺する。
てことで、網に引っかかったヤツは次々と麻痺させる。
「コレである程度は減らせるが」
「まあいっぱいいますものね」
「っとそろそろか」
上から、銃弾が降り注ぐ。
「チッ、早く屋内に行け。そこまでは入らせない」
「わ、分かった!」
さーてと
「ぶっ飛ばす!」
とは言ったけど、早く降りて来て。
届くけど、落下死する範囲内だから。
ここら辺のどっかでベイリーさんお話についていけなくなってきている模様。




