パーティーの開始
「では、新たな歴史のスタートを願って『乾杯』!」
いよいよ本命のパーティーが始まった。
なので、俺たちは外で護衛だ。
最低限銃声を会場まで届かせてはならない。
因みに、会場には客人枠としてステラがいるし他にも結構な手練れがいるから、ボディーガードとしては割と十分にいる。
「よし。エッツ、どっちから敵が来ている?」
「キr…フォックス君、3時方向ガ1番大キク、その次ニ4時、7時と続イテいます」
「俺相手だからってわざわざ日本語じゃなくても良いですよ〜」
相手はA2だ。
彼の呪術の副産物である占星術と科学センサーを用いて、敵の位置を敵の数、武装量などを強弱を用いて示れるようにしている。
あとは、目視できるヤツらに頼むだけだ。
「コチラホーク:3時方向1200m先、数200、ジェット機1、うん?レールガンみたいな固定砲台もあります」
うわあお客さん結構持ってるねー。
「フォックスより:3時方向は俺が行く。エッツ、頼む!」
「了解!斥力運動・開始!」
報告を受け、サッサと潰すために動く。
「よし、ジェット機に爆弾ありったけ取り付けました!」
「ではまずジェット機の電撃突撃からのその混乱に乗じて攻撃開始だ」
レッドシールと呼ばれるテロリストたちが、日守荘を狙っている。
狙いは、流星院芽衣。
彼女の存在は時代を一気に揺るがしかねないと、利用する面でも邪魔な面でも株が上がっている女だ。
「ジェット機出るぞ!離れろ!」
その言葉と共に、ジェット機が飛ぶ。
「ヨシ!コレより我らも進軍」
「た、隊長!ジェット機が」
隊長と呼ばれた男の部下がソレを見る。
「なに!?ジェット機に人間が」
夜中で、暗視スコープ越しに拡大して見る光景で、見にくくなっているが、誰かがジェット機に張り付いた。
「もうバレただと!?」
ソレに、もうコチラにまで来ている。
一体何故?と思い思考を巡らせるが、
「隊長!ジェット機がコチラに向かって」
「分かっている!全員退避だ!」
ジェット機に張り付いた誰かが、ジェット機を旋回させてコチラに向かっている。
この時、世界一安全な別荘のくせに、簡単に近づけて拍子抜けを覚えた者たちは、その考えを改めさせられた。
そして、切り札のレールガンにジェット機が突撃し、退避していたとはいえ、ジェット機に積まれた爆弾の衝撃により、近くにいた者たちが吹っ飛んでいく。
「ハーイ、レッドシールとかいうガキンチョ共」
吹っ飛ばされた爆心地の側、ジェット機の操縦者だった者を片手で持ち軽やかに着地した自分よりは若そうな男が喋る。
「さて、お前たちのパーティー会場はココだよ」
「クッソォ!やれっ!!!」
その男に、多くの兵士が立ち向かう。
銃を持たず、刀で相手する相手に対してだ。
ということでパーティー開始
目標は音漏れしない範囲で敵の鎮静化




