到着!日守荘
あの後も、幾つか襲って来たが難なく撃退した。
そんで爆発物を使いすぎ!
お陰で、通った道路にまあまあ影響出してるからいい近所迷惑だよ!
まあ仙女ババアの別荘地には、着いたから良いけど。
「さて、ようこそ『日守荘』にってな」
「おお、絶景な山々ですな〜」
「こう曇っているにもなかなか風情のある光景ですね」
「やっぱ山だとただ曇りない空より雲がかっているくらいがちょうど良いね」
それぞれが感想を言うが、確かに絶景な別荘地だ。
ココ普段は、仙女ババアの門下生たちの修練場なんだよな。
普段は、結構ヤバめの施設や道具がそこら中に落ちてたりするんだけど。
「オイフォックス、地雷原とかないよな」
「本来はそこら辺に転がってるけど、今はめちゃくちゃ掘り返されてる」
ここ軽く怪我する程度の地雷原が、埋まってたからなぁ。
しかも駐車場のすぐ側だ。
まずここを無傷で突破できないとダメ、っていうのがここの訓練カリキュラムだ。
「イカれてない?」
「今回はVIPの宿泊利用者がいるからそんなん使う必要ないけどね」
まあ侵入者がいたら簡単に切り抜けられてるわけだが。
「あの、他にトラップとかはないでしょうね」
「ああ大丈夫。基本的にトラップは修行者用だ。ソレ以外は基本センサーだけだから大体しまってあるぜ」
ソレを聞いて、ライトマンCEOが少しは安堵したようだ。
そうこう話しているうちに、子供社長たちを乗せた車も到着したようだ。
「うぅ…耳がキーンってする」
「だから窓開けるなって言われてたじゃん」
あーなんか子供社長がやらかしたらしいな。
「今んところは全員分集まったな。じゃあコテージ含めて案内するからついてきてくれ」
ということで、挨拶も済ませつつ一度自由時間として解散ということになった。
そんで若手メンバーで集まって施設紹介とかしつつ休憩している。
「そういえば兄弟子様ってフォックスがコードネームなんですよね。何か由来でもあるんですか?」
「いきなりだな流星院。まあ初任務の時に顔隠すようにかけていたサングラスに狐の意匠が彫られていたからそこから取ってだな」
「弟君が考えたとかじゃなかったんだ。意外だね」
何を期待していたのかは知らんが、コードネームなんてそんなもんで決まるぞ。
「因みにステラはクノな。こういうところではそっちで呼んでやってくれ」
「えっへんでゴザル」
えっへんってほどでも無いんだがな。
「でもなんでコードネームなのです?」
「単純に素性バレ防止のためだな。まあクノ…てかステラは今回客枠でもあるからコードネームじゃなくても良いんだがな」
「ええっ!?何故でゴザル?」
そりゃ仕方ないでしょ。
「お前の母親も参加している社交の場でもあるんだぞ。一応お前も参加者としてコチラは見ている」
「嘘ォ!!?」
お、ゴザルが消えた。




