フライト中の一時
てことで、フライトの時間に余裕を持って空港へやってきた。
そして、護衛の俺たち含めてビジネスクラスへ乗り込んだ。
「ハアー私飛行機初だけどビジネスクラスで良いのかな?」
「良いんじゃね?子供社長はちょくちょく利用しているし」
「コース料理食べきれないのが1番の問題だけどねー」
まあ子供社長に、コース料理は十分多いからな。
「ソレより、お従兄さんよく刀を持ち込めたね」
「まあちょっと特殊なパスがあるからね」
マジで金属探知を抜けるのに少しばかり苦労するんだよな。
場所によっては、即逮捕されかねないからなぁ。
その場合、空港に敵しかいないからサッサと斬るけど。
「一応機内に刺客がいる可能性もあるし、仮に外でもある程度は戦えるから、すぐ側に刀が居るんだよ」
「そっかー」
何処からか外?という反応が聞こえたが、無視だ。
「でも仙女さんはエコノミークラスなんですね」
「そっちに敵がいた時用にだな」
本当は、個人でゆっくりしたいということでエコノミークラスを勝手に購入していたらしいが、あの人何かとビジネスクラス避けるよな。
「じゃあ話題を変えましょう。最近のDEFでやっていることですけど」
そういや最近は、あんまり情報共有してないんだよな。
ミコ姉は基本ソロプレイだから、ほとんど知らないし。
「うーんまあ良いかもね」
「良いんだミコ姉」
「ちょっと面白そうなNPCを見かけてね。相談しようと思っていたのよ」
ほうほう。
「僕もちょっと向こうでお願いしたいこととかありますし」
「そっかー。なら良いけど、俺はあんまり語れることねえぞ?」
良いよ良いよ〜っと子供社長が答えたところでいよいよフライト開始だ。
「でーは状況報告と行こうか。まずは特になさそうなお従兄さんから」
ハーイじゃあ報告しますか。
「最近だと、俺とジンちゃ…いやギルドが龍種をソロ討伐しただろ?」
「いっやいきなり何してんの?って思ったよ」
まあそう思うかも知れないけど、コレ自体は結構興味本意でやっただけだから。
「まあそこら辺関係で、俺もセンジュも新しい職業の解放が可能になっているっぽいから、今のところは職業解放をしていこうってところで止まっているんだよな」
「センジュちゃんは兎も角、弟君も新しい職業解放が出来るようになっているの?」
センジュは、順当に鍛治士と技工士の両方面が上達して、それぞれに関係を持つ上位職業になることができるようになっている。
俺は、バイクを乗り回していただけに、既に騎乗方面での上位職業になることができるようになってきている。
それぞれどのようになろうか決めかねていたので、今の今まで放置されていた。
「まあ俺の方はヴァル・フロイアを十全に使いたいから艦長に、って思ったんだがアジアサーバーだと艦長ってないのよね」
「あーサーバーによっては解放されない職業ってあるからね。サーバー移動しないとってことか」
「いや、多分その必要はない」
そこに、ミコ姉が割り出してきた。
「さっき言った相談したいことなんだけど」
ミコ姉の要件は、艦長とは少し違う技術を持っているらしいNPCとダンジョンで出会ったと言うことだ。
彼は、ダンジョンを出たいと考えているが、持ち運びたい荷物が多く、人手が欲しいとのことだ。
「この人だったら艦長関係の職業について何か得られるかもだよ」
「なるほどな」
ソレはありがたい。
実際サーバー移動は、少々面倒な行動を取らなければいけないため、往復はあまりしたくない。
「なら最後に僕だね。実はとある龍種の」
「場所は?何人かで狩りに行くよ」
「イヤ違うよ」
違うのか。
その龍は最近死んだ。
そして、死ぬ際に結構な爆発を引き起こしてダンジョンを作り出したのだとか。
そこまでたどり着き、確認しに行ったが、敵が強くて勝てないのだと言う。
「んでそのための攻略を手伝って欲しいと」
「そう言うこと〜」
まあそう言うことならと、新ダンジョンについて大まかなことを聞いていく。
てか、時間経過でユニークモンスターが自然死するって、作り込み凄えなディアレスト・エピック・フロンティア。
ハーイ平和な回です。
てかフライト中に一発かまそうかと思ったけどくどくなりそうだったのでやめました。




