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現代の武人は仮想世界を無双する  作者: カンナトウジ
3章:海より深き縁
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戦いの後の静けさって暗い話が多くなる


「うおっしゃあ!チーム王国が二位に躍り出たぞ!」

あーハイハイおめでとー。


「にしても」

敵カテゴリだったアイツ(リルネア)、マジで敵だった。

なーんかアイツの真意読み取れねえんだよな。

しかも、ネタバレしてから完全に行方をくらませているっぽい。


そこに、センジュがツンツンしてくる。

「ハバキリ素材よこせ。あと()()()も」

「もしかして強化か?」

「うん。なんかピーンってきた」

なら良い。


センジュも久々に戦いに出て、素材ウハウハで楽しそうだ。

「さーてこのまま1位まで取ろうかな〜って思ってたんだがその前に」

ここでジンちゃんが真面目そうな顔になる。


「キリ、ちょっと面貸せ」

「…良いよ。考えていることは同じだろうし」




ということで、あまり聞かれるべきではないとジンちゃんの持つ家の中に入った。


「なるべく2人でとは言ったが、こっちで良かったのか?」

「無駄かもしれねえが、ヴァル・フロイアの方が()()()()がありそうでな」

あーっという感じで納得するジンちゃんだったが、そのまま本題に入ってくる。


「ババアが()()()()だ」

「だろうな」


ソレは仙凛………『李凛花』の寿命が差し迫っているという内容だ。

「具体的いつまでとは分からねえが」

「1年以てば良い方だな」

「………ああ」


とっくに気付いている。

あの人も人間である以上、何処かで終わりは来るのだ。


「おっそろしいモンだよな。当たり前にいるはずだって思ってたヤツが消えそうだなんて」

「ソレに、”世界の抑止力”とまで謳われたヤツが消えるんだ」

「そうなれば」

今まで()()()()()()()争いの幾つかが始動しかねない。


「今のうちにとは言わねえが、ババアの跡を継がなきゃなんねえぞ」

「そうだな。俺たちの誰かが仙女ババアを倒さなきゃならねえ」

「あ、俺は無理だぞ」

言わなくても分かる。


ジンちゃんは、このイベント内で仙女ババアに負けた。

まだマトモに膂力を出せるであろうコッチでだ。

今から鍛え直しては、間に合わないだろう。


「まあだから、俺はお前に賭ける」

「ハッ!良いぜ、俺の楽しみが増えてきているしな」

サラッと託されながらも、それを受け入れる。


今の時代を生きる戦士たちにとって、挑めるだけでも名誉あるもの。

ソレに賭けてくるのだから。


「でさあ話変わるけど」

「いきなり砕けたー」

しかも冷蔵庫からウイスキーみたいな酒の入ったボトル取り出したんですけど。


「あのさあ俺たちも本格的に()()()がしたいのよ〜」

「待て待て飲む前から酔ったテンションに…ってソレガブ飲みはダメだろ!!!」

「ああコレ烏龍茶」

ちょっとコケる。


烏龍茶ってコッチにもあったんだねーとか、ボトルのせいでウイスキーにしか見えねえとか、ツッコミどころが多すぎる。

「でさあ、良い感じに龍種と喧嘩できるところを知っているからさあ、手伝ってくんね?」

「良いねえ。そういうの良いと思うよ」


折角こんな世界にいるのだから、やっぱ龍討伐とかがしたい。

「ああ、あとお前王様に会ってもらうぞ〜」

「ええー」

「えーじゃねえよ。お前仮にも王女誘拐の扱い受けてもおかしくねえんだからな」

それを言われると引くに引けないじゃん。


「しかも1番下の王子と王女も連れているし、流石に状況を俺が伝えているとはいえ、相手を知っているなら合わせろって五月蝿いのよ」

「じゃあお前だけガミガミ言われていろよ」


「やだよ。てか王族とはお前の方が会っているだろうが」

()()()の話を持ち込むじゃあない。


「良いけどまだイベントの途中だからな。せめてこのイベントを終わらせてからにしろ」

「ヨシ言質獲ったぜい!」

コイツ雰囲気酔いで全部忘れねえかなあ。


前半はサクッと行かせてもらう


てか最後いつごろかの時と同じ内容を書いているようで進展はしているけどコレ伝わるかな?

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