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現代の武人は仮想世界を無双する  作者: カンナトウジ
3章:海より深き縁
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水底の国24 ウィズダム・サイトの流儀


「ハハハハハッ!大量だぁ!!!」

ハルサグーラとツジクライを倒して帰ってきたけど、今までの倍以上にポイントを貯めることができたようで、既に若干の宴会ムードになっている。


まだ日本時間でも昼なんだけど。

「そういやポイントにできないアイテムとかも手に入ったな」

「うん。一部のボスモンスターやイベント中に起きる限定クエスト次第ではそういうのも手に入るらしいよ」


ふーん…ってなんか下から

「私登場!」


センジュさんが出てきたんだが。

「どしたのセンジュ」

「修繕依頼に疲れて気分転換」


………なんかごめんなさい。

センジュは、イベント中俺たちの武器の修繕を頼んでいたので、中々外に出られなかったのだ。


お陰でめちゃくちゃストレス溜まっている模様。

「御託は良いから素材よこせ。まともに武器作りたい」

「「「お願いします!!!」」」


ウィズダム・サイトのメンバーから何人かが素材を引き渡した。

「いや勢い良いな」

「それはね、未知の素材がどんなふうに化けるのかをいち早く見たいからさ」


子供社長の言う通り、ある者は子供のように目を輝かせ、またある者はどんな姿になるか予想立てている。

「もしやそれがウィズダム・サイトのあり方ってやつか?」

「まあ僕がそう言うのに興味あるって言う人たちを呼び込んだのがきっかけではあるね」


ウィズダム・サイトのあり方は、考察ではなく探究。

考察することを目的としているのではなく、いち早く目の前の未知を攻略するための探究をすることを求めているクランなのである。


故に、今回の俺はその流儀に則って行動したが、こういう戦い方はやっぱり好みではないな。

「でも良いのか?探究が目的ならいちいち晒すようなマネをする必要とかないだろ」

「まあそれは僕も思っているんだけどね。一部のメンバーは、既に持ってますよーって見せびらかしたり、俺たちが一番乗りだ!って悦に浸りたいみたいで」

悪趣味な


「まあ実際情報は金になるからね。僕の事業の半分でサイト経営しているけど、基本情報として持っている範囲で1サーバー当たり2割方の情報しか出していなくても、それ以上の情報を求めて結構稼げているからそれ目的で加入しているメンバーも少なくないよ」

「ホーン」


うん?でもそれって

「ユニークモンスターって情報としてはどれくらい価値あるの?」

「あーうんそれねー」

うわあ微妙な反応。


それもその筈で、ユニークモンスターは倒したらリポップしないのだ。

故に、倒すまでは行動などの情報は出回るだろうが、倒されたらその時点で全ての情報が、無価値になりかねない。


そしてWIRDSは、一応世界中のユニークモンスターを討伐することを目的としている。

内容次第だと、クラン連合を組んだ意味はあるのか?とも思うが

「まあそこはその時次第だよ。それを抜いてもお従兄さんのところは僕らの攻略に欠かせないくらい強い人たちだしね。軍事連合の面々も加入するっていうなら乗らない手はないでしょ」


まあそんなところだろうね。

ハッキリ言って、俺たちは強い。

世界中の武人や団体行動に長けている者が、集まっている集団など知っていれば、手伝って欲しいことのために手を組むのは当たり前か。


「てか今回のボスはこの後も登場するのな」

「まあそこはね………あくまでもゲームだし」


おいおいメタいぞ子供社長。

「てことで他の連中より早く倒せて良かったのですよ」

「ハハッ」


コイツもまあまあ良い性格してんなぁ。


あくまでウィズダム・サイトは情報の考察ではなく探求することがメインなのだー


それはそれとして、センジュの出番が少なく今後さらに減る予定があるのでちょっと出番を増やしましょう

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