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人界魔討伝〜三魔〜  作者: 人工サンマ
70/77

第六十五魚 暗躍

 サンマーズ「超合体!!瞬・斬魔砲!!」

 ちゅDAWN!!

 サンマレスペロ「くくくくっ!きかんわ!!」

 サンマーズレッド「そ、そんな」

 サンマレスペロ「貴様らはここで終わりだ!!」

 サンマーズレッド「くそお!!」

 BANG BANG

 サンマレスペロ「無駄だァ」

 サンマーズレッド「諦めるものか!!」

 BANG BANG

 ???「そうだ、諦めるなサンマーズ」

 サンマーズ「誰だ!!」

 ???「俺は……」

 BANG BANG

 サンマーズレッド「お前はサンマーライオン!?」

 ???「サンマーライオン?違う。俺の名は……」

 サンマーズブラック「サンマーズブラック。最後のサンマーズだ!!」

 ───続く

 三魔「人界魔討伝〜三魔〜このあとすぐ!チャンネルはそのままだ!」


 超合金!サンマーズ七輪!

 サンマを受け継ぎしサンマーズの力を君の手に…!!

 サンマーズ七輪でサンマを焼け!

 超合金DXサンマーズ七輪!

 〜鮮魚売り場にて〜


 サンマーズベーコン!

 サンマーレッド「俺たちのベーコンが発売だ!美味しい!新鮮!食べれるベーコンだ!!」

 サンマーブラック「必ずカードが1枚着いてくる!」

 サンマーグリーン「ゴールドカードを当て豪華景品と交換だ!」

 〜鮮魚売り場にて〜


 おサンマをキメる時は周囲を明るくし、精神状態を整え、周りの目を気にしながらキメましょう。

『三魔との約束だ!』

 ────────────────────────

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【字幕】【副音声】【新鮮】

「Dies ist eine köstliche Saury!!僕は荒筋亜番。ある時、異形のサンマを目にし、世界の真実を知りました。闇の中で秋刀魚を武器に異形のサンマと戦う日魔星達を見て、僕の中で何が変わりました。そんなある日、サンマッドドクターが強化アイテムを開発しました。そして、三魔さんが万浄を倒して一応の決着を迎えるのでした」

「それでは、せーのっ!」


「闇ありし所にサンマあり。

(Saury in the dark)

 死をもたらす災厄の化身。

(Incarnation of the disaster that causes death)

 サンマの前にあるのは絶望による死のみであった。

(Despair and die by saury)

 だが、人は希望の光を手に入れた。

(But people got the light of hope)

 人を守り、人を導く存在。

(Those who protect and guide people)

 人は彼らを称えてこう呼んだ。

(People praised them and called)」


『日魔星』


(原作 人工サンマ)

 貫け!走れ!

(制作 サンマクリエイト)

 刃を振るえ!

 金色の夢を抱いて〜


 常闇の街に

(秋水三魔-大平陽 サン・マリアンヌ -インドー・ヨー)

 狂笑が鳴り響く〜

(達-尼本皆 母秋刀魚-尾法)

 絶望の到来

 終末の鐘が鳴り渡る〜

(音響 女川獲 撮影 気仙沼涼)

 誓いを込めた

(照明 釜石旭)

 刃を胸に

 サンマを裂く刃金

(サンマデザイン 人工サンマ)

 金色の夢を抱く者よ

(撮影協力 神戸サンマリンピアランド )

 飛び立て〜闇黒の空に~

(アクション監督 横須賀鮮魚丸)

 闇を討ち倒すために!

(脚本 人工サンマ)

 貫け!走れ!

 獅子の如く駆けろ!

 喪おうとも吼えろ!

 魔を裂く刃となれ

 三魔~~~!!

(総監督 人工サンマ)


『駆けろ!三魔』


 ────────────────────────

 人界魔討伝〜三魔〜は

 未来クリエイター、SANDAIとご覧のスポンサーの提供でお送りします。

 薬物のおサンマ

 サンマの素

 ────────────────────────

【サン魔界】

 ここは聖域にして魔境。

 その最奥は神聖たる神にして汚穢の権化、最も旧きサン魔が眠る場所。

 その漆黒よりも昏らき深淵の一角。

 ある者は最強。

 ある者は最恐。

 二体のサン魔が。

「それで首尾は」

 無愛想にサンマキシマムがサンマエストロに問いかける。

 ────────────────────────

 人界魔討伝〜三魔〜を見逃したらSC信者の集いへ!第1話から最新話まで無料で配信中!

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「……よい、とは言えませんね。謀略に長けたと嘯いているものも、所詮はサン魔のサンマインド」

「……ふん」

「気に入らなそう……ですね」

 毅然と、堂々した態度でサンマキシマムは己の秋刀魚を抜き放ち答える。

「我らはサン魔。なれば謀略など意味をなそうものか」

 聞く者、言い放つ者に拠れば傲慢不遜と取られてもおかしくない。

 が、この場に、この世界にそう嘲る者などいるはずもない。

 サンマキシマム──サン魔の極地、武の化身たるこの者を嘲る者などいないのだ。

「……貴様らの計画も大詰めだろう?」

「ええ。アレはもう既に完成したも同然」

「なればよい。幕間程には日魔星共を戯れさせてやるがいい。……だが、アレが完成次第、某が打って出る」


【サンマランド AM.6:00】

 サン魔と日魔道士の襲撃から一夜明け、街中に散りばめられた臓腑が朝日を浴び、輝きを帯びている。

 灰色のカンパスに描かれる腐爛図、屍肉を漁る観客共の羽音。

 凄惨たる様相であるが、それを歯牙にかけず平等に照らす朝日は無常で故にこそ美しい。

 生き残った者共は朝日を迎え、愕然と手を伸ばし、やがて膝を着く。

 胸中に奇跡の二文字を繰り返し、空を仰ぎみる。

 傍らには家族、あるいはそうなるはずであった者。

 愛する()

 既に肉塊に成り果てたそれらは物でしかなかった。

 ある少女は、唯一原型を留めた母親の右手を抱えて蹲った。

 冷血により、生前の温もりを失った母の右手は物であることを頑なに主張する。

 生前(いつか)を夢想する。

 幼き時分の泡沫を。

 夕日に包まれ、冷風に囲まれながら歩く家路。

 お日様のように淡いオレンジ色に染まっていく世界で、その右手は確かなものであった。

 揺れるその腕から伝わる(おもい)ただ優しく、柔らかな慈愛が少女の心を撫でる。

 昔日を夢見て、頬を涙が伝う。

 雫が地に落ちて夢が霧散する。

 ある青年はひしゃげた頭部から黒曜を思わせるような黒目を取り出して、手の中で転がした。

 瞳の持ち主は彼が愛した者、同様に彼女は彼を愛した者だ。

 想い出す、彼女の無垢を。

 彼女に世界が美しいと謳っていた。

 あらゆる物を愛し、あらゆる者を愛した。

 彼女の瞳に映る世界は無限の色彩。

 だから、彼は彼女を愛したのだ。

 彼女の瞳に映る穏やかに笑う己を愛した。

 彼女と世界を愛した。

 手のひらの中にある弾力を見つめる。

 もう何も見ることの出来なくなった瞳に映る顔。

 それはとても醜かった。

 誰もが誰も悲しみにくれていた。

 真っ白な頭の中に失ったモノを浮かべ、ただ沈む。

 けれでもそれはこの時だけのもの。

 様々な色が入り乱れた頭の中は黒に塗りつぶされていく。

サンマ(あいつら)を許さない」

 失った愛は二度と戻らない。

 愛とは永遠ではない。

 人にとっての永遠とは憎しみだけなのだ。

 サンマへの憎しみがあるからこそ、彼らは生きていける。

 照らす朝日は彼らの新たな人生を祝福するように煌々と輝いてた。

 ────────────────────────

 三魔炭!!

 三魔炭を君の七輪にセット!

 サリーチェンジ!!

 DX日魔星ー!!


 DX三魔炭!!おもちゃ売り場にて!!


 シャンシャンシャンシャンシャンシャン

「おじさんえへへ、おじさんえへへ!!」

「これクリスマスさんまの塩焼きおじさんえへへ!!」

「おじさん焼いちゃった!おじさんえへへ!さんま焼いちゃったおじさんえへへ!!」

「これ君のさんま!おじさんえへへ!おじさんが焼いたさんまの塩焼きー!きみのおじさんえへへ!!」

 クリスマスはさんまの塩焼き

 ────────────────────────

【サンマランド 母秋刀魚の屋敷 AM.11:00】

「まずはお疲れ様…と言えばいいのでしょうか」

 鎮痛な顔を浮かべる三魔達を母秋刀魚が慰める。

 昨夜のうちに起きた惨劇にこの場の物はだれしも心を痛めていた。

 ────────────────────────

 番組公式情報はSC信者の集いへ〜ここでしか見れない情報が盛りだくさん!

 ────────────────────────

「ったく、やっこさん達いきなりヤル気になってねぇ」

「サンマッドドクター…あなたにはお世話になりました」

「なぁに、ちょいとばっかし七輪を作っただけだよ」

 サンマッドドクターが作り上げた『旬・サンマスクドドライバー』。

 サン魔力の篭った三魔炭を使うことでサン魔力を増加、サン魔のサンマジックを写し取る新たな力だ。

「あれ程のものをどうやって…」

 その力を身をもって体感した三魔が問いかける。

「あーなんというかね……因縁(えん)があったってことさ」

 それきっり言葉を切ったサンマッドドクターにそれ以上問いかけるものはいない。

「ともかくだ。これからはいつも以上にさんまの供給が必要になるが……」

 今回は運良く築地で手に入れることが出来たものも、例年のさんま不漁でさんまの値段が高騰、安月給の日魔星達がホイホイと手が出せるものでは無いのだ。

「なぁに、心配なさんな。手立てはあるさ」

「それは…?」

「それは、おいおい説明します。今はお休みなさい」

 疑問符を並べる三魔に優しく母秋刀魚が宥める。

 納得はしていない、と顔に浮かべながらも三魔は自室で休む為に母秋刀魚の元を後にした。

「いいのかい?あの子にアレの話をしなくて」

「……言えるはずもないでしょう」

 母秋刀魚は一度息をつき、三魔の足音が完全に遠ざかってから再び吐き出した。

「死んだはずの人間が……まだ生きているなんて」

「生きている……ね。アレが生きているとするならあたしら地獄に落ちるだろうね」


【人界某所 PM.4:00】

「クソっ!!クソっ!!クソっ!!なんてことだクソっ!!」

 アスファルトで囲まれた貸倉庫の中、サンマヌーバが猛っていた。

 謀略に長けると謳い、知性を持ってしたサンマヌーバは今、激情に駆られるがままであった。

「全く、残念ですよ」

「……!?」

 貸倉庫の隅、夕日に当たらない暗所から声が。

「そ、その声はサンマエストロ様!?」

 先程までの激情はどこにやら。最恐のサン魔の声一つで幾ばくかの平静を取り戻したサンマヌーバはその場には膝をつき頭を垂れる。

「いいえ、そこに私はいませんよ」

 その声と共に暗所から一体のサン魔が現れた。両手にはサンマイクが握られており、それで通信を取っているようだ。

「その者()は増援です」

「……?……お、お気遣いありがとう御座います」

「なぁに、私は決して部下を見捨てたりしません。サンマキシマム様たちはご自身で打って出ることをご所望ですが……そんな事態にはならないでしょう」

「は、はい!もちろんでございます。次、次こそはあの憎き日魔星達を……」

「ふふふっ、期待していますよ。それでは」

 その言葉を最後に、サンマエストロの声が途切れ通信が終わった。

「貴様ら、名は?」

 体勢を整えるとサンマヌーバがサン魔に問いかける。

「俺の名は──」


 ────────────────────────

 このあとはみんなとダンシング!


 サンマベーコン!

「サンマベーコン?普通のベーコンでしょ?(ぱくっ)」

「べーーーーーこん!!!!!!」

 驚くほどベーコン

 サンマベーコン発売中


 サンマのブッーク!

 超合金1/144スケール七輪!!

 毎週着いてくる七輪の網を集めて七輪を完成させよう!

 第二回は金網1/130がついてくる!


 夕陽に縛られて

(秋水三魔-大平陽 サン・マリアンヌ-インドー・ヨー)

 広がるあなたの影

(達-尼本皆 母秋刀魚-尾法 )

 その影に縋りたくて

(駆けろ!三魔 歌-秋水三魔 作詞作曲-人工サンマ)

 あなたの傍を歩きたくて

(進め!日魔星! 歌-マリアンヌ 作詞作曲-人工サンマ)

 振り返らず

(撮影-気仙沼涼 音響-女川獲 照明-釜石旭)

「さよなら」は言わないで

(サンマデザイン-人工サンマ)

 夕闇に溶けた

(企画-旭川海 制作進行-田老丸)

 思い抱えて走るよ

(編集-七志権兵衛)

 いざ進め!私よ進め!

(シリーズ構成-トウキョウ・ワァン)

 恐れを振り払って

(音楽-オオサカ・ワァン)

 涙は要らない

(美術監督-瀬戸内獬 アクション監督-横須賀鮮魚丸)

 いざ進め!私よ進め!

(原作-人工サンマ)

 きっと いつの日か

(脚本-きょうちゃん)

 たどり着くと

(総監督-人工サンマ)

 信じて───


『進め!日魔星』

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 この後、SC信者の集いでショート小説が公開!欠かさずチェック!


 てれてれてれってれってってっててて〜♪

 ナレーター「次回の三魔は!?」

「俺はサンマレスペロ」

  「アレは奴らにとって私たちより強い」

  「ポニーテールはいいぞ!」

 ナレーター「次回、未定。ポニーテールはいいぞ!三魔!!」

 Chew well and eat is next saruy!!


 この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしました。


 宗教法人三魔の会

 SANDAI

 三間建設


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