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第九章:ミルク販賣 第一節:冷徹なる「副產物」の資本化
出產を經て、美波、エレーナ、クロエの三人に休息の時閒は一秒たりとも與えられなかった。手下二人のレフティとジャックは、生まれた赤ん坊たちを「次世代の奴隸兵」として隔離すると、今度は母親となった三人の肉體から分泌される「母乳」に目を付けた。
彼らは前ボスの殘したビジネス資料を漁り、世界の裏社會には、トップモデルや高貴な女の母乳を高額で買い漁る、異常な偏執狂の富豪コレクターたちが多數存在することを知ったのだ。
「三千萬ドルのクロエと、パリのミューズのエレーナ、極道の美波のミルクだ。これはただの液體じゃねえ、一滴が純金以上の價値を持つ最高級の『商品』だ!」
ジャックの冷酷な閃きにより、地下室は瞬く閒に、效率的にミルクを搾り取るための「搾乳工場」へと改裝された。
顏の形が左右非對稱に腫れ上がり、下半身を麻痺させられた美波。手首を壞されたエレーナ。そして、傷ひとつない美貌を完全に破壞されたクロエ。三人は、家畜用の電動搾乳機が設置された不氣味な鐵製の椅子へと、每日嚴重に縛り付けられた。




