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第七章:三人の公開戰勝記念會 第一節:太陽の下の品評會(大革命の完成)
レフティとジャックの二人が、日本の組織や東京の黑崎の利權までをも丸ごと飮み込んだ「大革命」。その完全なる勝利を組織の內外に誇示するため、南アフリカのアジトの中央廣場にて、大規模な「公開戰勝記念會」が開催されることとなった。
雲ひとつない南アフリカのまばゆい太陽が、廣場を埋め盡くす數百人の構成員や、近鄰の裏組織から招かれた幹部たちの不氣味な熱氣を照らし出す。彼らの視線が集まるステージの中央には、三つの鐵製の十字架がそびえ立っていた。
そこに縛り付けられていたのは、かつて世界の頂點に君臨していた三人のミューズ――美波、エレーナ、そして東京から連行されてきたクロエの姿だった。
「見ろ! これが前ボスを排除し、東京の黑崎までをもひれ伏させた、俺たちの新しい帝國の戰利品だ!」
マイクを握ったレフティが、狂氣的な歡聲を大音量のスピーカーで響かせる。
觀客席からは、地鳴り(じなり)のような嘲笑と下卑た歡聲が沸き起こった。かつて東京の總大理石の部屋で傷ひとつない「綺麗なままの姿」を維持させられていたクロエも、南アフリカの新しい統治ルールの前には例外ではなかった。彼女の完璧だった肉體は、手下二人の凄慘な調敎によってすでに元の形を失い、靑紫の內出血と古傷で無慘に覆い盡くされていた。




