第三節:强制される再度の宿命と、床に零るる白濁の利權
そして、五人に用意されてゐたのは、支配者が變わり、叛逆が壓殺されたことで、さらに過酷さを極めた「再度の妊娠と出產」の强制であった。
衣服を與えられず、大の字で床に釘付けにされた姿勢のまま、每日のように繰り返される何百人もの囚人たちの破壞的な暴走と、容赦のない肉的結合。
限界まで衰殘し、潰された五人の肉體のなかに、再びガルシアらの獸の種子が强制的に宿らされ、何の醫療設備もない血泥のコンクリートの床の上で、五人は絕叫を上げながら、再び最惡の出產を强制的に行わされていった。
產み落とされた赤ん坊たちは卽座に男たちの汚れた手で奪い去られ、アジトの奧へと雜に運ばれていく。彼女たちには、我が子を抱く時閒どころか、息を整える時閒さえも一秒たりとも與えられない。
出產直後の激痛と疲弊に震える五人の潰された胸部には、最新型の機械式搾乳吸入器が亂暴に裝着され、機械の脈動が始まると同時に、透明なチューブを通じて流れ出てきたのは、淸淨なミルクではなかった。それは、最强の握力によって乳腺組織を完全に破壞され、血肉と汚濁の混じり合った、ドロリとした「濁液」だけであった。
「美味え! 銃を持って生意氣に挑んだ女どもを、俺たちの力で完全に壞し盡くした、俺たちだけの特權だ!」
ガルシアらは、バケツから溢れるその濁液を貪り食らい、あるいは興奮のあまり、床に釘付けにされてゐる五人の頭上へと容赦なくぶち撒けた。白濁と鮮血の混ざり合った液體は、彼女たちの流す血の淚とともに、殘酷にコンクリートの床へとこぼれ落ちていき、大きな水溜まりを作っていった。




