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第三節:汚濁の洗滌(共同風呂の屈辱)
夕刻、凄慘な蹂躙の時閒が一度區切られると、看守たちによる「洗滌」の時閒が始まる。
しかし、それは彼女たちを淸潔にするための「風呂」などでは決してなかった。
「おい、汚ねえ身體のままベッドを汚すな! 外へ出ろ!」
五人は一本の太い鐵チェーンで互いの首を繋がれ、家畜の群れのように檻の外へと引きずり出される。連れて行かれたのは、コンクリート剥き出しの薄暗い高壓洗淨室であった。
「まとめて綺麗にしてやるよ!」
看守が冷酷な笑みを浮かべ、工業用の高壓ホースから、凍るように冷たい地下水を五人の五體へと一齊に噴射した。
ヒューーーーッ!!! と凄まじい水壓の音が室內に響き渡る。
「冷た……っ、あ、が、あぁ……!」
エレーナの瘦せ細った身體が水壓で壁へと叩きつけられ、美波の動かない下半身が床の溝へと轉がる。左右非對稱に腫れ上がった彼女たちの顏面や、男たちの汚濁に塗れた下半身に向けて、容赦のない水流が突き立てられた。肌が赤黑く擦り切れ、骨に染みるような激痛のなかで、五人は互いに縺れ合い、冷たい水に咽びながら、ただ耐えることしかできなかった。それは洗滌という名の下に行われる、もう一つの剥き出しの拷問であった。




