↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「異」世界「常」連の「日常」奪還奮闘記  作者: ちょい悪代官
第三章 迷いの森と呪われしエルフ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

77/86

第67話 リュートの苛立ち

先に謝っておきますがこの話は非常に読みづらいと思われる部分があります。

申し訳ありません。

~リュート視点~


ご主人様にこの場を任されたわたしはこの状況で最優先で着手しなければならない事案を処理するため、右腕にご主人様から預かった着替えをシワにならないよう『大事に』持ち、左手で赤髪エルフの首根っこを『適当に』引っ掴んでシクロエルや他のエルフたちから視線が切れる森の中へとやってきた。


赤髪エルフはと言えば、先ほどまでご主人様に偉そーに話したり、シクロエルに酷いことを言ったりしていた威勢は引っ込んで、しょぼくれた表情でメソメソ泣いていた。


「この辺りならいいかな~」


そう言いながらわたしは『ぽいっ』と赤髪エルフを放り捨てるとご主人様から預かった大事な着替えを、仮にこれがガラス細工だったとしても大丈夫なくらいに、丁寧に、そっと、赤髪エルフに両手で差し出した。


「いつまでそのままでいるの~?タダさんがこれくれたから早く着替えよう?」


そう言って着替えを赤髪エルフに更に差し出す。すると――


ぱしっ


乾いた音が鳴る。


続いて


「……………ふうぅぅぅぅぅぅッ」


わたしの深呼吸の音。


赤髪エルフは何やらわめいているけどわたしの耳にはぜんぜん入ってこない。


当然だけどわたしには何が起こったかはっきりとわかってる。


この赤髪エルフ(下等生物)はご主人様(我が主)がくださった(下賜なさった)着替え(衣類)を乗せたわたし(我)の腕を振り払おうとしたんだ(のだ)。


もちろん(無論)避けることなんて(避けることなど)簡単だし(容易いうえ)当たったところで痛みはもちろん(僅かな痛痒どころか)衝撃すらほとんどないんだけど(皆無に等しいが)、わたし(我)が下手に(安易に)避けようとして(回避を図ろうとして)ご主人様(我が主)から預かった(預託いただいた)着替え(衣類)にシワが寄ったら(皺を生じさせては)大変だしね(面目に関わる)。


それでも(しかしながら)念のために(万全を期すため)着替え(衣類)にシワが寄ったり(皺が生じたり)ホコリを被ったり(埃が付着)していないか念入りに確認するけど(仔細に検めるが)特に(特段の)問題(支障は)なさそうで(無いように見受けられ)一安心(懸念が払拭される)。







「……すぅーー……っ……ふぅーーーーーーーっ」







わたし(我)は目をつぶって(瞼を閉ざし)もう一度(再度)深呼吸(深く息を吸い)をする(そして吐く)。


これはご主人様(我が主)に教わった(ご教示いただいた)アンガーマネジメントとか言う(なる)方法の中の一つだ。

そのために(それ故に)深呼吸をし(深く息を吸って吐き)、怒りの対象(下等生物)から意識をそらしつつ目を閉じ見ないように(視界から)してたんだけど(消していたのだが)…。


なんだか(なにやら)赤髪エルフ(この下等生物)は相変わらず(依然として)、いや(否)、さっきよりも(先刻に比してより)ギャーギャー(騒々しく)言ってるけど(囀っているが)何言ってるか(もはや我の耳に)入ってこない(届くことはない)。


でも(だが)いい加減うっとおしくなって(煩わしくなり)ちょっと(少しばかり)お仕置きしてあげ(口を封じ)ようかと目を開くと、やたらと(殊更に)おびえた(怯えた)様子の赤髪エルフ(下等生物)が目に入る。

まあそれはさっき(先程)からそうなんだけど(そうではあったのだが)目に付く(目を引く)のはその横を一直線に貫いた(穿った)ような跡(熱の軌跡)。

その跡(熱の軌跡)は赤髪エルフ(下等生物)の後ろにある木(背後の木)を貫いて(穿ち)草花を焼いて(焼き払い)地面に(大地へ)跡を残していた(突き刺さっていた)。


森の木々を貫いて(穿ち抜き)その部分を真っ黒に(触れたものを炭化)させている。


どうも(察するに)わたし(我)はさっきの(先程の)深呼吸の時(際)にイライラしすぎて(憤りのあまり)ブレスも吐いちゃってたみたい(放ってしまったようだ)。


失敗失敗(これは失態だ)と頭をかくと(頭に手をやると)そこにはなんだか(慣れ親しんだ)固い感触。


さすさすと触ってみる(静かに手を滑らせる)とどうやら今のわたし(我)には本来の姿のような立派な角が生えているっぽい(戻っているようだ)。


「いけないいけない」


そう口にし頭を振るとふっと頭から角が消えたのがわかり、思考もわたし(・・・)のものに戻ったみたいだ。


たぶんだけど怒りのあまり本来の姿に戻りかけて思考もそれに寄っちゃってたみたいだなぁ。





それもこれもこの赤髪エルフがご主人様の用意してくださった着替えを振り払おうとしたからだ。





それを思い返すと怒りがぶり返してくる。


それをなんとか抑えながら今度は呆けた様子の赤髪エルフにやさ~しく声をかけてあげる。


「ごめんね~、ついうっかり。そんなことよりこれに着替えなよ…さっきより汚れちゃったみたいだし」


乙女の情けで深くは言及しないがさっきよりも汚れてしまった衣服を着続けるのも気持ち悪いだろうというのは本心でもある。


そうして着替えをそっと差し出すけど相変わらず呆けた様子で腰を抜かしたままぶつぶつ言うばかりで着替えを受け取る様子はない。


「…下等生物ごときが…我が主の御厚意を無下にするか!」


思わず口をついて元の姿の思考が出ちゃったけどこれもしょうがないかな。

呆けてた赤髪エルフも流石に気を取り戻したのかこちらを見て慌てた様子を見せてる。

あと『タダさん』じゃなくて『主』とか言っちゃったけどこれももういっか。わたしとご主人様が主従関係って言うのはわかってるみたいだし。

シクロエルとの主従関係は隠してるっぽいからそこだけ気をつければいいよね?


わたしは両手に大切に持った着替えをもう一度左手で抱えると、右手を本来の姿のような鋭い爪を持ったものに変化、と言うか元の姿に近づける。

それを見て前にご主人様がリュウト(わたし)に対して傷をつけるためにふるった爪を思い出す。

そう考えるとお揃いみたいでうれしくなってちょっとは機嫌も戻ってきたかな?


その変化に赤髪エルフが絶望した様子でこっちを見てるけど、いくら機嫌がよくなったとはいえもう歩み寄る猶予は過ぎちゃってるんだよね。

その代わりにこうして実際に歩み寄ってる(・・・・・・・・・)わけだけど。


「もうあんまり時間もかけてられないし…ごめんね?」


そう一応謝った私は赤髪エルフに右腕を振り下ろした。

前書きで述べた通り非常に読みづらかったと思います。

筆者も書くのが大変でした( ̄▽ ̄;)

プロットではちょっと元の意識がちらつくぐらいだったのに思い付きでこんな事初めて自分で自分の首を絞めただけなんですがね。


これで面白くなければ誰も幸せじゃないのでご意見あればお願いします。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。