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082●歌の訓練 & 083●眉間に皺
082●歌の訓練
「歌を練習するんだって?」
「まあ、行軍する時は歌うから、いいけどな。」
「王宮からの依頼らしい。」
「へっー、そんなことがあるのか。きっと難しい厳かな歌なんだろうな。」
「いや、それが民謡みたいだな。中には静かな祈りの歌もあるようだ。」
「それが訓練の一環なら、お安い御用だな。肉体的にキツい訓練は嫌だからな。」
「全員集合!プロスペリティから招聘した方々に指導してもらうぞ!」
083●眉間に皺
局長の声が、ジンの端末から聞こえる。
「何度コールしても、なぜ出ない!局も空っぽか?どこにいる?!」
「すみません。密談をしていたものですから。」
「4人揃ってわたしのところに来てもらおう。本局だ。1時間後だ。いいな。」
「了解しました。」
う〜ん、局長、急いでるのね。なんかイヤな予感がしてきた。アキラもミケンにシワをよせてる。ミケンという表現でよかったっけ?あっ、でも局長、4人って認識になってるのね。メカロイドは人ではない、っていっていたのに。




