表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/99

026●パンチはどこから

お決まりの体育館の裏にくる。素直についてくるとは、いい度胸だ。けどよ、こんなやつのどこがいいんだ?おまけに年下だしな。

「おい、おまえ、美術部辞めろ。」

「よくわかりません。どういうことですか?」

「おまえが美術部にいると、不愉快なんだよ。」

「何か悪いことしましたっけ?」

時間がかかるやつだ。俺がこうしろ、と言えばそうすればいいんだ。

「あいつとベタベタするのが、目障りだ。」

「あいつ?あっ、先輩のことですか。なるほど。・・・絶対に!退部、しません!」

こいつ、なに言ってるのか、わかってんのか?

「俺の言うことを聞けないんだな。」

「はい、僕は先輩のこと大好きですから。」

カッと頭に血が上る。ええい!

顔面を殴る!ぐわっ、くそっ!やるな、コイツ!いいパンチをもらう。あれっ?両手をズボンのポケットに入れてるぞ。なんだ、その余裕のポーズは!もう、怒った、俺は本気だ!


何度もパンチを出すが、手痛い反撃を喰らう。

「シトウさん、何やってるんですか?自分で自分を殴るなんて。」

なに言ってる・・・?もう一発、ボディだ!ぐふっ・・・。

「すいません、僕、行きますよ。逃げた、と思ってもらっていいです。部活に出なくっちゃ。」

痛ってぇ・・・。どうなってる?わからん。いったい、パンチはどこから飛んで来るんだ???


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ