〈番外編〉そして愉快な仲間達 其の肆
会話文のみです。苦手な方はご注意くださいm(__)m
ご学友達
本編終了後。学府にて
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「おはよー」
「おはよー」
「はよ」
「あれ~?セナはぁ~?」
「遅刻~?」
「休み。今日セナの姉ちゃんが王都から帰ってくんだって。ケンケンパッで港に迎えに行くんだってさ」
「セナ、姉ちゃんいたんだ~!ってかケンケンパッて!」
「アホだな~」
「アホだな~」
「…俺、今日、ケンケンパッで帰ろうと思うんだ」
「ここにもアホいた!」
「アホいた!」
「おいっ!」
「「「ん?」」」
「お前らなんでアイツと仲良くしてんだよ!」
「アイツってセナ?」
「仲良くしちゃ悪いのかよ?」
「ムカつくんだよ!王都にいたとか自慢してよ!」
「えっ?自慢してたっけ?」
「宮殿に行った事あるとか言ってたじゃねぇか!」
「え?だってセナ貴族じゃん。そりゃ宮殿くらい行ったことあるだろ?」
「あれ?没落したとか言ってなかった?」
「ちがうよ、サセンされたんだって母ちゃん言ってた!…サセンって何?」
「違う!アイツはただの召使いで!爵位返上で!アイツらは今平民!」
「おぉ~よく覚えてんな」
「ねぇねぇサセンって何~?」
「知らねぇよ!お前が言ったんだろ!とにかく!アイツ生意気なんだよ!あんなヤツと口きくな!」
「「「え、やだ」」」
「なんでだよ!」
「だってセナ面白ぇし~バカだけど」
「勉強できんのに、なんであんなにバカなんだろうな~」
「そう言うなよ。バカなり頑張ってんじゃん。今日だってケンケンパッで…ブフッ」
「笑うなよ.セナはやると言ったらやる男だ…俺もやるぜ!ケンケンパッ!」
「なぁ!今日帰りセナん家寄ろうぜ!俺、セナの姉ちゃん見たい!」
「いいな!一回家帰って広場に集合な!」
「めんどい~…でも寄り道するとセナ怒るしな~」
「意外と根に持つよな~『ちゃんと帰ってから!』とかさ~」
「ほら!やっぱりヤなヤツじゃん!」
「いやいや、セナ正しいだろ」
「俺、朝に母ちゃんに遊びに行くって言ってる!これで寄り道にならない!」
「頭いいな!俺もそれやろう!」
「セナにも教えてやろうぜ!これで寄り道じゃないって!」
「寄り道だろ!」
「ってかさ~お前セナと話した事ないじゃん。それなのにそうゆう事言うのってお前の方がヤなヤツじゃん」
「そうだよ~セナいいヤツだよ~何が気に入らないの?」
「だって…王都の話ばっかしてさ…」
「そら王都にいたし。話ぐらいすんだろ」
「田舎もんってバカにしてさ…」
「……バカにされたか?」
「されてない」
「尊敬されてるよな、アニキ」
「アニキ?」
「アニキ言うな…まぁ蟹の取り方は教えてやったけどなっ」
「俺は魚釣り教えてやった!」
「俺泳ぎ!代わりに勉強教えてもらってる!こないだ試験で初めて50点とった!」
「えっ!?お前が!?」
「セナ、母ちゃんにお礼言われてさ、チョー照れてた」
「でも…」
「わかった!お前今日の帰り一緒にセナん家行こうぜ!ひゃくぶんはいっけんにしかずだ!」
「おぉ~お前頭いいな!決定な!」
「勝手に決めんなよっ!」
「大丈夫大丈夫、すぐ友達になれっから」
「別に友達になんかなりたくねぇよ!」
「えぇ~ほんとに~?」
「俺知ってる~ツンデレってヤツ~」
「ツンデレって何?」
「ホントは友達になりたがってるって事だよ」
「違う!」
「ホントに~?」
「ホントのホントに~?」
「…………別にアイツなんてどうでもいいし」
「どうでもいいならいいじゃん。なっ」
「「なっ」」
「でも父さんが…」
「うん?」
「アイツと喋んなって…」
「えぇ~何それ~?」
「なんで~?」
「悪徳貴族だからって…だから王都にいられなくなってこっちに来たって…」
「セナの父ちゃんが…」
「悪徳貴族…だと?」
「チョーかっけー!!」
「かっけー!!」
「でも角なかったよ?」
「隠してるに決まってんだろ…よし!今日見せてもらおうぜ!」
「角!角!」
「お前らそれ何かと勘違いしてるだろ…」
「え?違うの?ってか見たくない?角」
「…………見たい」
「じゃ決定な!あっ先生来た~」
「先生!あのね角を隠しててね!でねセナがアクトクでね…アクトクって何?」
「いいから席つけ。バカ4人組」
「なんで俺まで!?」
ご学友達:小学生男子
仲良きことは美しきかな
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これにて番外編終了です。最後までのお付き合い、ありがとうございました!




