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ある小間使いの独白  作者: 七転び
35/35

〈番外編〉そして愉快な仲間達 其の肆

会話文のみです。苦手な方はご注意くださいm(__)m

ご学友達

本編終了後。学府にて

ーーーーーーーーーー






「おはよー」

「おはよー」

「はよ」

「あれ~?セナはぁ~?」

「遅刻~?」

「休み。今日セナの姉ちゃんが王都から帰ってくんだって。ケンケンパッで港に迎えに行くんだってさ」

「セナ、姉ちゃんいたんだ~!ってかケンケンパッて!」

「アホだな~」

「アホだな~」

「…俺、今日、ケンケンパッで帰ろうと思うんだ」

「ここにもアホいた!」

「アホいた!」

「おいっ!」

「「「ん?」」」

「お前らなんでアイツと仲良くしてんだよ!」

「アイツってセナ?」

「仲良くしちゃ悪いのかよ?」

「ムカつくんだよ!王都にいたとか自慢してよ!」

「えっ?自慢してたっけ?」

「宮殿に行った事あるとか言ってたじゃねぇか!」

「え?だってセナ貴族じゃん。そりゃ宮殿くらい行ったことあるだろ?」

「あれ?没落したとか言ってなかった?」

「ちがうよ、サセンされたんだって母ちゃん言ってた!…サセンって何?」

「違う!アイツはただの召使いで!爵位返上で!アイツらは今平民!」

「おぉ~よく覚えてんな」

「ねぇねぇサセンって何~?」

「知らねぇよ!お前が言ったんだろ!とにかく!アイツ生意気なんだよ!あんなヤツと口きくな!」

「「「え、やだ」」」

「なんでだよ!」

「だってセナ面白ぇし~バカだけど」

「勉強できんのに、なんであんなにバカなんだろうな~」

「そう言うなよ。バカなり頑張ってんじゃん。今日だってケンケンパッで…ブフッ」

「笑うなよ.セナはやると言ったらやる男だ…俺もやるぜ!ケンケンパッ!」

「なぁ!今日帰りセナん家寄ろうぜ!俺、セナの姉ちゃん見たい!」

「いいな!一回家帰って広場に集合な!」

「めんどい~…でも寄り道するとセナ怒るしな~」

「意外と根に持つよな~『ちゃんと帰ってから!』とかさ~」

「ほら!やっぱりヤなヤツじゃん!」

「いやいや、セナ正しいだろ」

「俺、朝に母ちゃんに遊びに行くって言ってる!これで寄り道にならない!」

「頭いいな!俺もそれやろう!」

「セナにも教えてやろうぜ!これで寄り道じゃないって!」

「寄り道だろ!」

「ってかさ~お前セナと話した事ないじゃん。それなのにそうゆう事言うのってお前の方がヤなヤツじゃん」

「そうだよ~セナいいヤツだよ~何が気に入らないの?」

「だって…王都の話ばっかしてさ…」

「そら王都にいたし。話ぐらいすんだろ」

「田舎もんってバカにしてさ…」

「……バカにされたか?」

「されてない」

「尊敬されてるよな、アニキ」

「アニキ?」

「アニキ言うな…まぁ蟹の取り方は教えてやったけどなっ」

「俺は魚釣り教えてやった!」

「俺泳ぎ!代わりに勉強教えてもらってる!こないだ試験で初めて50点とった!」

「えっ!?お前が!?」

「セナ、母ちゃんにお礼言われてさ、チョー照れてた」

「でも…」

「わかった!お前今日の帰り一緒にセナん家行こうぜ!ひゃくぶんはいっけんにしかずだ!」

「おぉ~お前頭いいな!決定な!」

「勝手に決めんなよっ!」

「大丈夫大丈夫、すぐ友達になれっから」

「別に友達になんかなりたくねぇよ!」

「えぇ~ほんとに~?」

「俺知ってる~ツンデレってヤツ~」

「ツンデレって何?」

「ホントは友達になりたがってるって事だよ」

「違う!」

「ホントに~?」

「ホントのホントに~?」

「…………別にアイツなんてどうでもいいし」

「どうでもいいならいいじゃん。なっ」

「「なっ」」

「でも父さんが…」

「うん?」

「アイツと喋んなって…」

「えぇ~何それ~?」

「なんで~?」

「悪徳貴族だからって…だから王都にいられなくなってこっちに来たって…」

「セナの父ちゃんが…」

「悪徳貴族…だと?」

「チョーかっけー!!」

「かっけー!!」

「でも角なかったよ?」

「隠してるに決まってんだろ…よし!今日見せてもらおうぜ!」

「角!角!」

「お前らそれ何かと勘違いしてるだろ…」

「え?違うの?ってか見たくない?角」

「…………見たい」

「じゃ決定な!あっ先生来た~」

「先生!あのね角を隠しててね!でねセナがアクトクでね…アクトクって何?」

「いいから席つけ。バカ4人組」

「なんで俺まで!?」

ご学友達:小学生男子ダンスィ


仲良きことは美しきかな


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これにて番外編終了です。最後までのお付き合い、ありがとうございました!

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