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5月のまぶしい空  作者: 青井 海
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文化祭前日

あの文化祭の準備からその後の2週間は最悪で、夏樹なつきはクラスでも部活でも嫌な感じだし、他の子たちも知世ちせに冷たい扱いをした。美優みゆの友達だったら、美優をちゃんと手伝わせろオーラ満載だった。なんで、自分がつらく当たられるんだろうと思ってはいた。


当の美優とは文化祭の前日やっと話せた。

美優の家まで行った。


 「明日、喫茶店をするから、ウェイトレスをやってくれって文化祭の係りの子が言ってたよ」


 「わかった。知世いつもありがとう」


美優が珍しく知世に感謝の思いを伝えてきた。この前、自分が美優をかばったこと、やっぱり聞いてたんだと思った。


 「ううん、こっちこそ前日になってごめん、もっと早く誘っておけばよかったね」


知世なりのちょっとした美優へのあてつけもあって、早く言わなかったのも確かにあった。でも、美優の性格からして、私が誘ってやらないと美優は入りづらかったのかもしれないと少し反省の気持ちもあった。一番嫌な思いをしていたのはやはり美優だっただろう。


知世は衣装係の子から渡された紙袋を美優に渡した。中身は確認してなかった。






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