第6話 地上げ、爆上げ、アゲアゲ~♥️
登場人物紹介
らっちー しゃべる犬のご隠居
ちょまる しゃべる犬のくのいち
チロ子 しゃべる犬の女サムライ
ばすこん しゃべるフェレット
たごさく 百姓
おしず 百姓の娘
*登場する名称は全てフィクションです。
『そこなに~ちゃん、何故にイキる...。』
「てめ~にゃかんけーねぇだろ。」
『ふむ、ワシ...関係しちゃった?』
「もういい、おい、また来るからな。」
に~ちゃんは去って行った。
「ご隠居様、ありがとうございました。」
『ん?どしたん?』
「ここでは何ですから、うちに来ませんか。茶くらい用意します。」
『なら行くかな。ワシらっちー、よろしくなのじゃ。』
「私はたごさくです。ささ、こちらへどうぞ。」
『おじゃましま~す。ん?娘ちゃん?』
「どちら様ですか?」
『アタシちょまる。こちらはチロ子。』
『初めまして、チロ子です。』
「おおっ、おしず。こちらの方々は私を助けてくれた旅の方々なんだよ。」
「それは、ありがとうございました。」
『いや、話したのはらっちー...ん?あれ?らっちーは?』
『そう言えばばすこんもいませんね。』
『どしたん、あの2人...?』
一方、らっちーとばすこん。
『ご隠居、あのに~ちゃん...。』
『ただのイキりマンじゃないのぅ...。』
『やはりオイラの出番ですな。』
『ヤツのアジトを探るぞい。』
『ここは探偵に任せて下さい、ご隠居。』
に~ちゃんのアジト。
「てめぇ、まだヤツの土地取れんのか!」
「すんません、ボス。変なジジイが来たもんですから...。」
「んぁ?ジジイ?そんなんほっとけよ!あの土地が無けりゃ地上げ出来ねーじゃねぇか!」
『どうやら、あの百姓の土地を奪い、ここら一帯を再開発でもすんですかね、御隠居。』
『ジジイじゃないもん...隠居だもん...。』
『そこかい...変にこだわるなぁ...ご隠居...。』
『ヤツらの目的は分かったのじゃ。ならば対策はあるのじゃ。』
『流石ご隠居。どうするんです?』
『まずは...。』
『まずは...。』
『団子じゃな。』
『ふぅ...やれやれだぜ...。』
たごさく家。
『たごさくさん、先程のに~ちゃんは何なんですか?』
「私の家を売れとしつこいのです。役人とつるんでいるので、年貢の取立をしていますが、法外な分量なのです。」
『そんなん、ほっとけばいんじゃね?』
「そう言う訳には行かないのよ。お父さんも役所に言ったケド...役人グルだし...。」
『どうしますか、ちょまるさん。』
『ここはご隠居の出番じゃない?』
『まっ...まさか...印籠?!』
『んな訳ないじゃん。ただの隠居だよ。首の鈴ちり~ん...くらいしか出来ないよ...。』
『それって...使えなくないですか?』
『そうねぇ...、でもあのらっちーなら...う~む...だいじょぶかな?』
『どうしましょ...。』
『ばすこんよ、頼まれてくれるか?』
『おおっ、ご隠居。遂に退治ですね。』
『ワシ...団子食べたい...。』
『だんごか~い!!作戦じゃないんですか?』
『ワシ...ただの隠居だよ。ナニできるん?』
『たのんますよ~ご隠居。可哀想じゃないですか、たごさくさん。』
『むぅ...。』
『おっ、いい作戦思いついたんですか?』
『腹...減った...。』
『やれやれだぜ...。』
たごさくの家。
『今来たのじゃ。』
『らっちー、今までドコでナニしてたのよ?』
『たごさく殿、団子は作れるかのぅ...。』
「はっ?お団子ですか?まぁ...作れるには作れますが...。」
『ちょっと、らっちー...いきなり意地汚いわよ!』
『ワシは...たごさく殿の団子が食べたいのじゃ。』
「分かりました。今作りますから、少々お待ち下さい。」
「お父様、私も手伝います。」
「おしずにも作り方を教えてあげるよ。」
こうして、たごさく親子は団子を作り始めた。
「出来ましたよ、ご隠居。」
「お父様渾身の団子よ。」
『どれどれ...ほぅ...なかなかイケるではないか。』
「昔はよく縁日とかで作っておりました。今はそんな余裕もありません...。」
「お父様の作るお団子は評判でしたからね。」
『成る程のぅ...。どうじゃ、たごさく殿。これからは団子を沢山作るのじゃ。』
「作ると言われましても...食べる人が...いませんよ。ご隠居はもうすぐ旅立ちますよね...。」
『ワシ...たごさく殿にはウマイ団子を作り続けて欲しいのじゃ。』
『らっちー、たごさくさん困ってるじゃない。何がしたいのよ。』
『ふぅ...ばすこん...。首尾はどうじゃ?』
『ご隠居、町中の団子好き、連れて来ましたよ。』
「おぅおぅ、うめえ団子なんかあんのかよ!」
『まぁ...これを食べよ。』
「ん?こっ...これは...!うーまーいーぞー!!」
「なんだよ、俺にもくれよ。ん?まいう~!!」
『流石じゃの、たごさく殿。お主の団子は天下一品なのじゃ。』
「ご隠居様...。」
『さぁさぁ、皆の衆。この旨い団子を町中に知らしめるのじゃ。たごさく殿がいなければ食えぬぞぅ。』
「おぅ、分かってるって。さあ、みんなでたごさくさんの団子食おうぜ!」
「よっしゃー、宣伝しまくるぜ!名物たごさく団子だな!!」
こうして、町で超有名団子店になるたごさく家は毎日長蛇の行列の出来る店になるのであった。
「ご隠居様、本当にありがとうございました。」
『なに、ウマい団子が食べられて良かったぞい。』
「また来て下さいね。」
第7話(最終話) 予告
遂にチロ子の城に着くらっちー一行。
果たしてそこではナニが?!
次回 「今日もワン•だーらんどは日本晴れなのじゃ」
とあるSNSではアナザーワン様をアップしてたんで、近い雰囲気にしちゃいました。
どうかな?
ではまた。




