第4話 橋の端は箸で走る?!
登場人物紹介
らっちー しゃべる犬のご隠居
ちょまる しゃべる犬のくのいち
チロ子 しゃべる犬の女サムライ
ばすこん しゃべるフェレット
なっち 宿屋のおかみさん
*登場する名称は全てフィクションです。
らっちー一行。
『のぅ...腹減ったよ...。』
『らっちー、さっき団子食べたばかりじゃない。』
『いいじゃろ...ちょまるのケチ...。』
『ケチって何よ!あんた認知症でボケたの?何で30分おきに団子なのよ!』
『ワシの腹に聞いとくれ...。』
『アンタの腹に何か聞いたって分からないわよ。』
『まあまあ、ご隠居もちょまるさんも、ここは少し冷静に...。』
『チロ子殿...すまぬのぅ...。』
『ゴメンね、チロ子...。』
『さて、この先に村がありますから、そこで宿でもとりましょう。』
こうして3人(匹?!)は村に入った。
『何か騒がしくね?』
『向こうに人だかりがあるわよ。』
『行ってみましょう。』
橋の周りに集まる村人。
『どしたん?ライブでもあるんか?』
「はぁ~、何がライブだよ!橋が...橋が...。」
『箸...落っことしたんか?』
「ちーがーうー!見ろよ、あの橋の真ん中。」
『落とし穴...作ったんか?』
「んな訳ないだろ!ブッ壊れたんだよ!」
『困りましたね、ご隠居。これでは先に進めませんよ。』
『らっちー、泳いで渡ったら?』
『ムリ...ワシ泳げん...。』
「そう言う問題じゃねぇだろ!橋の修理が必要なんだよ。」
『あの、修理にはどれくらいかかりますか?』
「まあ、50両ってとこだな。」
『違うでしょ。日数よ、日数。』
「そうだな...まあ30日もあれば出来っかな。」
『いやいや...かかり過ぎやん...。もうちょい早く出来んの?』
「ならば...5日かな。」
『最初から5日って言いなさいよ。なんで30日とか言うかな...。』
「ダルい...からかな...。」
『もぅ...らっちーみたいじゃない...。』
『ワシ呼んだ?』
『呼んでないわよ!』
『のぅ...ちょまる...、ワシ疲れた...。』
『そうね、宿で休みましょうか。』
「ちょいと、そこのお三方。うちに来なよ。」
『ダレ?アンタ?』
「アタシかい?アタシゃこの宿のおかみだよ。」
『おおっ神なんか!!』
「何言ってんだい。女主人ってことだよ。なぁ、アンタ面白いねぇ。気に入ったよ。安くしてやるよ、宿代。」
『マジか?流石オオカミは違うのぅ。』
『だ~か~ら~、おかみさんよ。』
「そうそう、アタシゃなっちってんだよ。よろしくな、ご隠居。」
『ワシらっちー。なっちとらっちー似とる。』
「おっいいねぇ、コンビでも組むかい。」
『トンビおるんか?』
「アンタはボケ担当なら、アタシゃツッコミかい。」
『あの...おかみさん...、そろそろいっすか?』
「ああ、ゴメンね。部屋あそこだから、テキトーにくつろいで。」
『大丈夫なの、この宿?』
『メシ...うまい...。』
『らっちー、ガッツキ過ぎじゃね?』
『よい食べっぷりですね、ご隠居。』
『うま...うま...うし...うきっ?!』
『どしたん、らっちー?』
『ご隠居、喉にでもつまったんですか?』
『ダレ?そこのヤツ?』
『ほぅ...オイラが分かるとは。やるなジジイ。』
『ジジイ言うなよ、ご隠居なんじゃが。』
『あのさぁ、ジジイとご隠居の何が違うわけ?同じじゃん。』
『違いの分かるブレンドワン様...なのよ...。』
『コーヒーみたく言うなよ!ネス○フェかい。』
『ところで...オマエ...ダレ?』
『オマエ言うなよ。オイラはばすこん、探偵さ。』
『コ○ンなんか?』
『ヤバいだろ、さっきから○字ばっかじゃん。』
『そのタンテーさんがワシに何の用かの?』
『用事...用件...、依頼内容...ナゾだ...。』
『ちょっと待ってよ、ばすこん用事無いのにここ来たの?』
『フッ...さすらいのフェレットなのさ...。』
『アホがまた一人...、やれやれだわ...。』
『ばすこん殿はどうするつもりじゃ?』
『オイラかい?暇だから、らっちーと旅してもいいよ。』
『軽いわね...、旅費どうすんのよ...。』
『ん?オイラの分は自分で払うよ。』
『ねぇ、らっちー。どうすんのよ?』
『ワシ...ばすこんと行く。』
『ヒャッハー!流石らっちー。話が分かるねぇ。』
『大丈夫なの?このフェレット...。』
「おや、新しい仲間かい。」
『おかみさん、どうしましたか?』
「ああ、橋の端が修理出来たから、急ぐなら渡れるよ。」
『なっち...でかした。』
「別にアタシが直した訳じゃないけどね。」
『ならば、ダッシュで行くかの。』
『なんで?走らなきゃなんないのよ!』
『なんとなくじゃが...いかんかのぅ...。』
『おかみさん、お世話になりました。』
「気ぃつけて行きな。特にらっちー。アンタ...ボケるから。」
『ワシ...なんでボケなん?』
『気にしないで、行くわよらっちー。』
こうして無事、らっちー一行は橋を渡ったのであった。
少し先のお屋敷。
「殿、如何されましたか?」
「おおっジイ...ビーフ?!」
「何言ってるんですか。それで何事なんですか?」
「この屏風の虎...出したい...。」
「アホな事言わんて下さいよ。出る訳ないじゃないですか。」
「でもさぁ...○休さんはトンチンカンでやったらしいじゃん。」
「それを言うならトンチです。」
「ダレか...いないかなぁ...。」
第5話 予告
屏風の虎とらっちーの対決!
果たしてトンチンカンな戦いや如何に?!
次回「屏風な丈夫なジョーズ?!」
他のSNSでアナザーワン様をアップし、やはり本編もこれか?!と思いたち、全面改稿しました。
続きはアナザーとは違うかも。
ではまた。




