第3話 よ•う•こ•そ•アタシのお店へ♥️
登場人物紹介
らっちー ご隠居さん、しゃべる犬
ちょまる くのいち、らっちーのお供、しゃべる犬
チロ子 女サムライ、しゃべる犬
たんとむ 商人
とんちゃん バーのママ
*登場する名称は全てフィクションです。
『ワシ...お腹空いた...。』
『ちょっと、らっちー。ここ食堂じゃないよ。』
「あら~ん、初めてのお客様かしら?」
「はいはい、今日初めてお店に入りましたよ。」
『ごめんなさい、騒がしくしてしまいました。』
「いいのよ~ん、賑やかな方が楽しいじゃな~い。」
『あの...店長さんは...。』
「ア•タ•シ•がここの...ママよ...。」
『なんじゃ...かあちゃんだったんか。』
『らっちー、そのママじゃないわよ。バーですよね、ここ。』
「そうよん♥️でも...そっちのご隠居さんには...と•く•べ•つ•に...裏メニューよ♥️」
『ワシに...ウラミがあるんか?』
『ウラミじゃなくて...裏のお品書きよ。』
『お尻掻くの?』
『だ•か•ら...特別な料理を出すってことよ!』
「面白いご隠居さんねぇ♥️気に入っちゃったわよ♥️」
『ワシ...お気になんか?』
『アンタのアホさ加減にはついてけないわよ...。』
「じゃあ、このスペシャル•グレート•ハイパー•ウルトラ•ダイナミック•アルティメット...。」
『あの...それって...何ですか?』
「ちょっと~、途中で割り込まないでよぅ...。最後まで...い•わ•せ•て♥️」
『ワシも聞きたい。』
『それで、何出すんですか?』
「味噌カツよ♥️」
『なんで?味噌カツってそんなに珍しいんですか?』
『なんじゃ...チロ子...知らんのか...。』
『チロ子さん、かつては食べられた味噌カツも、今や幻のメニューとなったのよ。』
『ワシ...味噌カツ食べたい...。』
『そうね、らっちー...いつポックリいくかわかんないもんね。』
『はにゃ?ワシ...コックリさんじゃったのか?』
『もう...どうでもいいわよ...。』
「はい、おまちどぉ~サマーバケーション♥️」
『もう夏なんか?』
『単なる語呂合わせよ...。』
『そう言えば、ママさん一人でここのお店やってんですか?』
「あらやだぁ~、ママ...じゃなくて...とんちゃんでいいわよ♥️」
『とんちゃんが...味噌カツ...共喰い?!』
『ちょっと、らっちー失礼じゃない。すいませんねぇ、とんちゃん。』
「あら、いいわよ。面白いご隠居さんだこと♥️」
『ワシのシッポ...白いんか...。』
『いやいや...尾が白いんじゃなくて、おもろいだから...。アンタの尻尾...黒いじゃん...。』
「そ•れ•で•こんなトコにナニしに来たのよん♥️」
『チロ子の天空の城に行くのじゃよ。』
『えっ...チロ子の地底城じゃなかったっけ。』
「いえいえ、チロ子さんの海底城ですよ。」
『もう...みなさん違います。私の城はフツーの平凡なノーマルキャッスルです。』
『チロ子...城変形せんのか?』
『しません。』
『つまらんのぅ...。変形してロボにならんのか...。』
『らっちー、どんな城なのよ...。』
「そ•れ•で、らっちーさん♥️その城には何かあるのかしらん?」
『なんだっけ...チロ子...。』
『黒い雲に覆われて、危ないんですよ。』
『そうじゃ...アブノーマルなんじゃよ。』
「ご隠居さんもアブノーマルなのかしらん♥️」
『ワシ...?え~と...どうなんちょまる?』
『単なるボケジジイじゃね?』
『ヒドいのじゃ...年寄りは親切にしないと...。』
『らっちー...天然過ぎるのよ。てかボケ王?!』
『ワシ...冒険王じゃったのか...知らんかった...。』
『もう...好きにして...。』
『とんちゃん殿...味噌カツまいうーじゃったぞ。』
『美味しかったわね。ありがと、とんちゃん。』
『素晴らしい味付けです。思わず、うーまーいーぞーとか言いそうになりました。』
『チロ子はハジ王かのぅ...。』
『それを言うなら味皇でしょ。』
『何ですか?その味何とかさん...。』
『チロ子さん...それ以上はOOOよ...。』
「あのあの...とんちゃんさん...。」
「あら、なにかしら?」
「私たんとむ、この味噌カツに心奪われました。ここで働かせてもらえますか?」
『ちょっと、たんとむ。旅どうすんのよ。』
「はいはい、皆様には軍資金をしっかりお渡しするので、お三方で楽しくお続け下さい。」
『だって、とんちゃんも困ってなくね?』
「アタシ?全然オッケーよ♥️よろしく、たんとむ♥️」
「ではでは、皆様道中お気を付けて。」
「アデュ~、ご隠居アンドお供の2人♥️」
『とんちゃん、さらばなのじゃ。』
『お世話になりました。たんとむ、しっかりね。』
『お二人とも頑張って下さいね。』
こうして、一行は次の目的地に向かうのだった...。
さてさて、少し先にある大きい橋。
周囲には村人が集まっている。
「おいおい...この橋...ヤバいだろ...。」
「真ん中に...穴...空いてます...。」
「これじゃあ、渡れねぇじゃあないか。」
「やれやれだぜ...。」
そこへおかみさんが来る。
「どうすんだい。先に進めないじゃないか!」
第4話 予告
らっちーたちの前に立ち塞がる破壊橋。
どうする、どうなるワン様一行。
次回 「橋の端は箸で走る?!」
久々の新作じゃー。
とりあえず...to be continued →
ではまた。




