王城にて
王城に着くと、私とスケアクロウは玉座の間に通された。
玉座には、金髪の長い髪、翡翠の瞳の若き王が座っていた。
そしてその下に、左右に別れて立ち並ぶ白軍服の青年達。
上司の騎士団長レギオン・ナイトナックルは楽しそうに笑みを浮かべる。
「婚約破棄された事により、フォレスタア王国の和平条約は破棄されました」
臣下の礼を取り、膝を着いた私はエマネット・フォン・エリシェンド陛下に報告する。
「ふふふ、予想通りだね。三年の間御苦労様。これでフォレスタアをチビエマ王国は滅ぼせるよ」
エマネット国王は玉座から立ち上がった。
「……前の戦争ではアスランに行かせたから、今度はレギオン達騎士団に行かせるよ。チビエマの強さを存分に見せてあげて」
「承知致しました」
エマネットに命じられ、レギオンは答えた。
「行くぞ、ミルフィーユ」
「はっ!!」
私はレギオン騎士団長に呼ばれ返事をし、スケアクロウは私の後に着いてくる、
玉座の間から出ると、冷や汗がどっと吹き出した。
「お帰り、ミルフィーユ」
「ただ今戻りました!!」
レギオン騎士団長に言われ、私は敬礼をして答えた。
「色々と話したいが今日はもう遅い。明日色々聞かせてくれ」
「はっ、承知致しました」
「それじゃおやすみ」
「おやすみなさいませ」
私はレギオン騎士団長に挨拶すると、王城の一室を与えられ早々にベッドへとダイブするのだった。




