5000人記念 第一話
椿の出る回数が少なかったので椿視点でifの世界です。
「椿ちゃん、落ち着いて聴いてね……………………お母さんたち皆事故に遭ったらしいの。」
突然知らされた嫌な情報。今日は柊の試合で家族皆で応援に行くはずが、私は体調を崩して伯母さんに看病してもらっていたのだ。
「柊は!?皆は!?」
「お父さんとお母さんは即死だったらしいの。柊ちゃんと蜜柑ちゃんは大変なことになっているらしいの。今伯父さんが手術してるから…………」
「伯母さん、車出せる!?病院にいく!」
すぐに支度をして伯父さんの病院に行った。
手術は終わっていたが、そこにいたのは蜜柑だけだった。
「…………椿ちゃん…………」
「…………伯父さん!柊は!?ねぇ!?柊は!?」
「柊くんは蜜柑ちゃんを庇ったみたいで体の損傷が酷かったんだよ。けど、脳にそんなに傷が無かったんだよ。逆に蜜柑ちゃんは酸素の補給量が足りなくて脳がダメになっちゃったんだよ。だから…………」
「だから蜜柑の体に柊の脳を移植した…………両方とも助かるために。」
しっかりと目を覚ますのだろうか?意識はどちらでも良いから兎に角目が覚めて欲しい。
「そう、当たりだ。私の理論上意識は柊くんかもね。」
2日たったら目を覚ますかも知れないと言うことだったから、一旦家に帰った。
私の試合は来週だったから…………
と思っていたし、もし柊か蜜柑が目を覚まさなかったら、例え決勝でも棄権しようと思っていた。
そんなことは杞憂に終わり予定より早い翌日には目が覚めたという報告が来たので直ぐに病院に行った。
「…………椿?」
「柊っ!良かった…………良かったぁああぁっ」
「ちょ、待ってよ、泣かれたら何もできないじゃないか!…………ってあれ?手がちっちゃい…………?」
なんか私の頭を撫でようとしてやっと気付いたらしい。
「そー言えば柊、体は蜜柑のものだからね!」
「…………どう言うこと?僕はしっかりと蜜柑を庇ったよね?何でなの?ねぇ?椿!」
「まず、今回の事について全体の話をしなくちゃね。
まず、お父さんに過失はなくてトラックが対向車線に飛び出してきたらしいの。で、そのトラックのスピードが早くて向こうから突っ込んだのは柊もおぼえてるでしょ?
真っ正面にいたお父さんとお母さんは即死らしいの。
それで柊は脳は無事だったんだけど体が酷かったの。逆に蜜柑は…………っ」
「うん、わかったよ。後、椿少し待ってて。」
最後まで読んでくださりありがとうございます!
あと二話出す予定です。
これからもよろしくお願いいたします!




