33. 椿の願い
「あれー?千田さんじゃないですか!?どうしたんですか?」
「おっ、蜜柑ちゃんじゃん。もう、千田さんとか堅いから穂香って呼んでよ~ じゃあ二人がイチャイチャするのに私は邪魔だから帰るね。」
この私が言って良いのか分からないけど、蜜柑は物凄いシスコンなのだ。学校では隠してるらしいけど(本人談)他の人は分かっちゃうらしいし、スポンサーの皆さんは周知の事実。
だから穂香さんもああ言って蜜柑をいじったりする。
「えーッと、千田さん少し話したいことがあるのでしたに来てくれますかね?」
「えっと、蜜柑ちゃん?目が笑ってないよ?てか、待って何で襟首持って引きずってるの?さっきのことだったら謝るから許してー。
ヘェルプミィーー…………」
「頑張ってね穂香さん!怒ってる蜜柑は私でもどうにもできないからぁ~。と言うわけで私は寝る。」
下から悲鳴が聞こえてきた気がしたけど気のせいだよね…………
二人の看病のお陰で熱が下がったようだった。
「そー言えば椿お姉ちゃん?何でかって言う質問に答えてもらっていい?」
「そうだったわね。まずひとつ目は、多分柊が、私がいて欲しいって願ったからだと思う。あと、私は本当に居なくなったんじゃなくて柊に気付かれないように新しい部屋を作っていたからね。そこで隠れてたの。」
「酷いよ椿お姉ちゃん。何でそんなことしてたの?私たちが悲しむのを楽しんでいたの?」
「これは、柊から蜜柑に言ってほしくないって言われてたことを言うと物凄く色々と抱え込んでたらしいの。昔、蜜柑と約束した事が守れなかったらしいから、その事で蜜柑を苦しめてたかと思ったらしい。そういうことを私に話したりして、色々と頼ってきたけど、私としては嬉しかったんだけど、柊にはもっと他の人を頼って欲しかったの。そうすると、私は邪魔でしょ?だからきえたことにしてたの。
これが私の消えた理由よ。」
「もう、酷いよ…………酷い…………何でしたのかわかったけど…………ッ!!?」
「ごめんね蜜柑。つらかったよね。でもね、私も辛かったんだよ?蜜柑に会えなくて。柊と話せなくて。けどこれからは一緒だよ。柊もこの試練に耐えて本当の事を言える人を作ったみたいだし蜜柑もよく聞いてくれるみたいだし。
ありがとうね。」
悪いことをしたかなと思いながらも、蜜柑の頭をなでなでしていた。そんなことをしてたら二人とも寝入っていた。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
そろそろ、二章を終わらせないとと焦りまくってます!
これからもよろしくお願いします!m(__)m




