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蒼い空のその下で  作者: 柊 ピロシキ
第二章 一学期
13/45

13. 真実と別れ

やっぱり聞かれたことは自分達の事だった。


「四柳柊って男子の上位選手で女子は四柳椿だよね?二人ともかなり似ていたけど、やっぱり性格ともに違ったんだけど… 今も本当は男で、だけど女子に混ざっているのかそれとも四柳椿が柊ちゃんを名乗ってるの?」


「この体は、椿の物だよ。でも、脳だけは四柳柊のものなの。皆がなんで、U14を取らなかったの?って言う質問したよね?その答えがこの体なの。


あるU14の試合の後、帰りで事故に遭ったの。その時に椿は車から外に放り出されて体を強く強打したとき上手く呼吸できずに脳死状態になったんだ。そして、僕の体は同じように放り出されたけど、車にひかれて治癒出来ない状態になっていたけど、生命活動はしていたみたい。伯父さんが医院長の病院で手術を受けたんだ。そしたら、伯父さんが僕ら二人とも救うために脳移植をしたんだ。


だから、四柳椿の体で四柳柊を名乗っているわけ。


後、一つ確かめたいことがあるから少し一人にさせてもらってもいい?」


「分からないことだらけだけど、本人がそう言っているのなら私は信じるよ。

よろしくね。柊ちゃん。


五分後に戻ってくるからね。」


あやさんは、納得までは行ってないけど分かってくれたみたい。


そして、自分にはもう一つやらなければいけないことがある。話部屋に行かなければいけない 。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


やっぱり、部屋は誰もいない。いつも僕が座っている席に手紙が置いてあった。


『柊へ。

もう、私が居なくても大丈夫だね。最初はどうしようか迷っていたんだよ。でもね、私がいても本当にお友だちが出来るのか、柊がしっかりと溶け込めるか分からなかったんだ。だけど、あやちゃんがいるしテニス部の皆がいる。もう、柊は一人じゃない。だから、安心した。柊は自信を持って!


私はもう帰るね。元の場所に。頭のいい柊ならもう分かってるかもね。


じゃあね、柊!またいつかね!』


そんなことが、書いてあった。そのしたに書いたけど、消してある文字があった。


鉛筆で擦ってみるとこう書いてあった。


『われ思う、ゆえにわれあり』


デカルトのことばだった。その言葉でもしやと思った。試合中に椿の記憶などが流れてきていた気がしたのは、事実だったのだ。僕と椿が一つになったのだ。いわゆる、融合というやつだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


意識を戻してみると目の前に、蜜柑がいた。


「どうしたの?お姉ちゃん?泣いて?」

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

錦織圭選手惜しかったですね!

これからもよろしくお願いします。

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