11. 仮入部2 (自己紹介)
コートに集合してみると、まず設備が元の高校より良いことに驚いた。各コートに一つずつビデオカメラがあった。しかも、ハードコート三面で、壁打ち用のコートまであった。
部員が集合したのを見ていたら、一人だけ見知った人がいた。
全国区でベスト8まで今年きた、土田あやだった。
「えっと、土田あやさん?」
「はい!四柳さんにしっもらっていて光栄です!これからは、出来ればあやと呼んでください!」
まず、驚いた!見知った人がいたのはよかったと思ったし、全国区の人がいるのは練習になると思った。
「じゃあ、あやさんで。僕のことも柊って呼んでください。昔から余り友人がいなかったもので、作れるか分からなかったのですが、見知っている人がいて良かったです。」
「ねぇ、柊ちゃん。何で敬語なの?もっとフランクでいいよ。」
「じゃあ、そうするね。」
まだ、三年生が引退していないので三年生が遅れてやってきた。部長らしき人が集合をかけた。
「皆も知っている通り、四柳さんが仮入部に来てくれました。四柳さん、この部活は20人しかいないから、自分の居場所と思っていてもらって良いわよ!じゃあ、四柳さんには自己紹介をしてもらいます。お願いね。」
「四柳柊です。全日本ジュニアで小5の時に二冠を達成しました。最近は全中準優勝とU16優勝しました。あとは、見た目のことですが遺伝で、お祖母ちゃんが外国人で、クォーターなのですが、隔世遺伝らしく、外人のような見た目ですが、英語はあんまりです!
出来れば柊って呼んでください。」
今回は自分から友人を作りたかったので最後にお願いしてみた。それがこうしたのか、皆柊ちゃんって呼んでくれた。
だけれども自分はちゃん付けは余り好きではないが、単に嬉しい。
「質問は部活終わってからにして、練習に入るね。あやと柊ちゃんは一番コートでショートラリーからアップして。アップしたら試合してもらいたいの。一年生はボールを新しいの出してね!試合は皆で見るからね。アップだけしたら一番コートに集合。じゃあ、練習開始!」
と言うわけでアップして、試合に入った。
「The best of one set match. 四柳 service to play.」
久しぶりの試合だが、案外緊張していなかった。やっぱり、楽しい。
トスを上げてツイストサーブをバック側に入れた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
これからは、少し専門的になりそうなのです。
日曜日に投稿すると思うのでよろしくお願いします。




