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蒼い空のその下で  作者: 柊 ピロシキ
第二章 一学期
10/45

10. 自己紹介 そして、仮入部1

「四柳柊さん、前の方にお願いします。」


何かの冗談かと思った。前も転入したときはそんなことは無かったのだから。


「それでは、少しだけ四柳柊さんの説明を致します。この高校と姉妹関係にある桜青高校からに在校していました。テニス部の方は知っている方もいらっしゃるかと思いますが、全国区の選手でもあります。

では、四柳柊さん。一言お願いします。」


「こ、こんにゅちわ。2-Cに転校してきました。四柳柊です。よろしくお願いします。」


挨拶で思いっきり噛んだ。笑われてしまったのだがどうでもいい。校長の説明のお陰でひっそりと生活することが出来なくなったのだから。


少しムッツリしながら、先生とクラスに行くことにした。


簡単な自己紹介だけで終わると思っていたのだが、望月先生の発案で質問タイムが始まってしまった。


「何でU14は取ってないんですか?」


「何で僕って言うんですか?」


そんなような質問が、飛び交い始めた。前の学校では、殆んど一人でいたため人とのコミュニケーションがあんまり上手くないのだ。なので、何も言えなくなってしまい、下を向いていた。


そしたら、ある女子が、


「ちょっと!みんなストップ!四柳さんが困ってるじゃない!」


そう言って助けてくれた。


先生も、


「一人ずつ手をあげて発言してね。」


と言ってくれて、質問の嵐から抜け出せたのだ。


仕切り直すと、大体の女子からはテニスについて、男子からは彼氏がいるか、等の質問が多かった。


「じゃあ、四柳さんは廊下から2列目の前から四番目に座ってね。じゃあ、今度は私の自己紹介ね。望月花奈です。なんと、テニス部の顧問でーす!まぁ、全然行ってないけど。何か質問がある?」


先生の時には誰も質問しなかったので、


「何で柊ちゃんの時にはそんなに質問したのに、私の時には誰も質問しないのよ!」


と、怒っていたのだが皆スルーしていたので諦めたようで、クラス委員を決めてすぐ終わってしまった。


「ねぇ、四柳さん。テニス部に仮入部しに来るの?」


「うん。行くよ。テニス部なの?」


さっき助け船を出してくれた女の子だった。


「そうだよー。これでうちらテニス部は安泰だね!」


「だけど、僕は弱いよ?」


「何言ってるのよ!全国区の選手が弱いとか言ったら、私たちはゴミクズになっちゃうじゃない!」


そういう会話をしながらテニス部の部室に一緒に行った。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

そろそろやりたいことが出てくるのかと思っています!

次回もよろしくお願いします。

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