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召喚されたけど、一般人その1だった。  作者: 初花優音
第1章 桜、狼騎士さんと出会う
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第30話 詳しく教えてもらいました


「なんで?魔法があるのに。」


魔法といったら、魔法使い。

魔法使いといったら、ほうきで空を飛ぶ存在。


ん?

ということは、魔法で、人間を飛ばしてるんじゃなくて、ほうきの方を飛ばしてるってこと?


あぁ!そういうことね!


と私が1人で納得していたら、それは、違ったようだ。


「それは、魔力量が足りないのと、詠唱が上手くいかないらしい。あ、簡単な魔法とかは、全員同じ魔法でも威力とかは違っても、同じ現象が起こるんだ。だが、複雑で、難しい、空を飛ぶような魔法とかは、人によって詠唱が違うそうだ。魔法が使えるからと言って、空を飛べるというわけではない。」


私のことを見上げながら、狼騎士さんは、説明してくれた。


「え?じゃあ、ほうきは?」


飛び続けるのは、出来ないわけじゃないけど疲れるので一旦軍馬くんに戻ってから聞いた。


「なんだ?ほうき?ほうきは掃除するためのものだろう?」


狼騎士さんは、不思議そうな顔をして、聞いてきた。


「私の国では、魔女、、魔法使いは、ほうきを使って飛ぶって言われてるの。」


ほうきを使わないで、飛ぶのもあるけど、映画とか、アニメとか、漫画とか、私たちが一般的に、『魔女』というと、ほうきに乗って空を飛ぶイメージがある。


ハロウィンとかでも『魔女』の仮装をする時『ほうき』とセットになって売ってるのが多いと思う。


「ほうきで空を飛んだという人は聞いたことがないな。」


「レオンは()()()()がないって言ってたけど、レオンが()()()()()空を飛ぶ人はいないの?」


『みたことがない』って、誰もいないというようなニュアンスに感じるけど、狼騎士さんの場合だと、ほんとに『見たことがない』ってことなんだと思うんだ。


「いや、いるぞ。過去に何十人かは空を飛んだっていう人はいる。ただ、人間は、過去に3人。獣人は、1人もいない。俺が生きている間ではまだ誰もいないな。」


それが、多いのか、少ないのかは、よく分からない。

一般的ではないってのは、分かったけど。


でも、誰もいないっていうんじゃなかったのは、良かったのかな?


そしたら、普通に使えないよね?



話がひと段落したと思って、また、同じように魔法を発動させる。


背中に天使の翼のような、丈夫な翼。


さっきと同じように、軍馬くんに被害が行かないように、軍馬くんから降りてから風を発生させる。


2mほど浮き上がったら、風魔法を止めて翼だけで、その場に留まる。


さっきと同じように、足元に狼騎士さんの顔がある。



「じゃあ、私が大剣。レオンが魔物でいい?」


本題を忘れそうだったよ、、、。


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