第27話 珍しい武器?
朝ごはんを食べた、私たちは、レオンの国、バルレリアに向けて出発した。
レオンは、朝食を食べたあと、狼騎士さんになった。
人間の姿の時は、レオン、獣人化した時は、狼騎士さんと心の中で呼ぼうと思った。
私は軍馬くんに乗って、その横を狼騎士さんが歩いている。
「サクラ、悪いんだが、俺が倒した魔物の場所によってもいいか?もう他に食われて無いかもしれないが、一応確認したい。」
バルレリアに向かう途中、狼騎士さんがそういってきた。
「いいよ!」
もう、あの召喚された国は出たからあとは、レオンの国につけばいい。
私にとってみれば、ここまでくれば急ぐ旅じゃない。
「そうか!ありがとう。」
狼騎士さんは、嬉しそうにそういった。
「そのかわり、ってゆうとあれだけど、私に剣を教えてくれない?」
そう頼み事をした。
薙刀もどきを教えてもらおうと思って。
今、私ができることは、魔法を使うことだけ。
薙刀もどきは、実戦で使えるとは思わない。
魔法は、同じような感じだけどまだ使えそうだ。
「剣?いいが。その背中に背負っているものか?」
狼騎士さんがそう言って、私の背中にある、薙刀もどきを指してくる。
「うん。」
私はそう言いながら、背中に背負った、薙刀もどきを渡す。
これが、この国、この世界では、どんな呼び方をするかわからないから、うかつに薙刀とも、薙刀もどきともいえない。
「中を見させてもらうぞ。、、これは、薙刀か。いい薙刀だな?」
狼騎士さんは、受け取った薙刀もどきをみて、感心したように告げた。
この世界、または、バルレリアでは、この薙刀もどきは、薙刀というんだね。
私が召喚された国では、珍しい武器だって言ってたのに。
もしかしたら、こっちではそこまで珍しくもないのかもね。
「でも、珍しい武器を使うな。」
ん?メズラシイブキ?
つまり、レオンの国でも珍しい武器なんだ。
じゃあなんで知ってるんだろう?
「珍しい武器なの?」
「一般的には珍しいが、俺たちみたいのなら普通に知ってる武器だ。ただ、サクラが持ってるなら珍しい武器だな。」
ん?さっぱりわからない。
「武器を使うのが上手いやつなら、どんな武器でもる程度使える。ただ、サクラのような、初心者が使うのなら大体が剣から始める。他には槍とかな。サクラは、初めてなんだろ?だったら、この薙刀は、珍しい武器だな。」
「そうなんだ。」
確かに、あの武器屋のおじさんも槍をすすめてきた。
でも、私は日本ぽいこの薙刀が気に入ってるから、あらためて、剣とか槍にするつもりはない。
「俺は薙刀を使ったことがないが、出来る限り教えよう。」
そう言ってくれたので、軍馬くんの上に乗ったまま、お辞儀をした。
「お願いします!」
そのため、ちょっと落ちそうになって慌てた。
「サ、サクラ。馬に乗ったままこちらを見るのは危ないから、まっすぐみてくれ!!」
狼騎士さんは、私以上にとっても慌てて、そう注意した。




