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召喚されたけど、一般人その1だった。  作者: 初花優音
第1章 桜、狼騎士さんと出会う
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第23話 狼騎士さんの名前は

狼騎士さんの洗濯も終わり、私もお風呂に入った。


今は一緒にご飯を食べている。


狼騎士さんは、食欲があるすぎるみたいだ。

初めは申し訳なさそうにしていたけど、食欲には勝てなかったようだ。


私も多めに作ってあって良かった。

足りなくなったら、狼騎士さんに、何か肉をとって来てもらおう。


私の3食分くらい食べている。


うまいうまい、言ってくれて、とっても嬉しい。


「サクラにはレオンって呼んでほしい。どうして、レオンって呼んでくれないのか?狼騎士さんって他人行儀みたいで、、、。」


え?


私、名前聞いちゃいけないのかと思ったのに!!

私も狼騎士さんじゃなくて、早く名前を知りたかったけど、我慢してたのに。


それを名乗るのを忘れてたことも忘れているなんて。


「わかったよ。狼騎士さん。」


意地悪してやった。

ごめんね?狼騎士さん?いやレオン。


次からはちゃんとレオンって呼ぶから。



「そうか。わかった。俺のことは、、、狼騎士さんで構わない。」


レオンは、私が思った以上に傷ついたようだった。

なんか、耳がしゅんとしちゃっている。


「ごめんね?レオン。」


私がそう呼ぶとレオンの耳がピンっと立った。

少し、顔が赤い気がする。


名前、呼ばれ慣れてないのかな?

3番隊の隊長さんだし。


普段は隊長さんって呼ばれてるのかな?


「ちょっと意地悪しちゃった。怒ってる?」


「いや、怒ってない。これからもレオンと呼んでくれ。」


良かった。

耳はしっかり立っている。


怒ってもいないようだ。


そうだ。

俺の国、俺の国ってゆってたけど、国名も聞いていいよね。


きっとまた、内緒ではないはずだ。


聞いてだめなら謝ろう。

これからは、そのスタイルでいく。


レオンは聞いて、言えないことは言わない人だ。


逆に言わないと分からないことも言ってくれない。

レオンの名前とか、名前とか、名前とか。


私に名乗らせておいて、自分は言い忘れるって。

結構根に持ってるんだからね!!




「俺の国はバルレリアだ。言ってなかったか?」


ほら、やっぱり、言ってなかった系だ。

すんなり教えてくれた。


そんな話をしてご飯を食べ終わった。


久しぶりに返事が帰ってくる会話をして、楽しかった。




水が入った桶と、刻んだ石鹸が入った桶を渡したらレオンが食器を洗ってくれた。


なので、私はアイテムボックスからベットを出した。



「アイテムボックス本当に大きいんだな。」


レオンが近づいてきて、そんな言葉を言った。



「さぁ、寝よう。レオン!」


レオンの腕を引っ張って、ベットに近づいていく。

レオンのふわふわの尻尾に包まれながら寝たいな!!


絶対気持ちいいもん!!

天然の抱き枕だ!!


「え?俺もあそこで寝るのか?あの高級そうな、ベットで?」


「もちろんだよ!一緒に寝よう!レオン♪」


「そう、か。」


なぜか、レオンは真っ赤になった。


私と寝るのは恥ずかしかったのかな?

でも、私的に(マサシ)と一緒に寝るつもりの気持ちだったんだけど。


「わ、わかった!!一緒に寝よう!サクラ!!」


びっくりした。

決意を宿した目をしたレオンが、急に大きな声でそう言った。


まー、一緒に寝てくれるなら、今、耳がキーンとなったことは許そう!!


獣人の大声は鼓膜が破れそうだった。



私とレオンは、ベットに寝っ転がった。

・・・・・・向かい合って。


いや、違うから!!



「レオン!あっち向いて!!」


「あ、あー。」


レオンの尻尾はズボンの穴から出ている。

だから、向き合って寝ると尻尾に包まれないんだよね。



「わっふーん!!」


尻尾に思いっきり抱きついた。


「わ、わ、わ、サクラ?」


驚いたレオンが顔を真っ赤にして、首だけ私の方を向いていたのは、尻尾に夢中で気づかなかった。


「ふわふわ!ふわふわ!!レオンの尻尾ふわふわ!!!」


手触りが良すぎる!!

いつまでも撫でていたい、尻尾だ!!


「サ、サクラのくれた、石鹸のおかげだ。それより、尻尾を離してほしいんだが、。」


真っ赤な顔をして、レオンが言ってきた。

尻尾は恥ずかしかったのかな?


「え?だめ?」


でも、この触り心地は最高なんだ!

もし、だめってかえってきたら諦めよう。


「、、いや、、だめ、じゃない、。」


「ありがと!!レオン!!私この尻尾に包まれて眠りたい。じゃあ、おやすみ!!」


良かった!!本当にだめなら、ここで絶対だめってレオン言うもんね。


恥ずかしかっただけなんだね!!


私、今、とってもテンションが高い!!

おやすみって言ったけど、眠れるかな?


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