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召喚されたけど、一般人その1だった。  作者: 初花優音
第1章 桜、狼騎士さんと出会う
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第20話 狼騎士さんに異世界人であることがばれていた!?

「ねえ狼騎士さん。狼騎士さんの国まで、私を連れてってほしいんだけど、いい?」


私はもう方位磁石のアプリが入った、携帯が電源がなくなった。

ここのまま行くと私はずっとここらへんをうろうろすることになるかもしれない。


だって、開始早々迷子になるような私だよ。

絶対このままここら辺をうろうろしている未来が見える。


「いいぞ。元々そのつもりだ。」


「本当?じゃあ今日はこのまま一泊したら、出発でも大丈夫?」


「ん?もう出発できるが、そうだな、一泊するか。」


え?『ヒール』で治したといっても重症というか、瀕死レベルだったんだよ。

それで、もう出発できるとかすごいな。


「狼騎士さん、少し、ここで休憩していて。軍馬くんを探してくるから。」


私が急に走り出したせいで、軍馬くんを置き去りにしてしまった。

急いで戻らないと。


そういって走り出した、私を見て、狼騎士さんは


「あ、おい。」


そういって、私の手をつかんだ。

急に手をつかまれたことによって転びそうになった私を狼騎士さんは支えてくれた。


「どうしたの?急がないと。」


急いでるのに、呼び止めた狼騎士さんを見て、戸惑う。


「軍馬くんって馬だろ?」


狼騎士さんは不思議そうに聞いてくる。


「そうだよ。」


何を言ってるのだろう。軍馬くんで馬じゃなくて、犬とかだったら面白いわ。


「馬なら、サクラが来た後すぐくらいにきて、そこで草を食べてたぞ。」


そういって、指をさした。


指をさした方向をみると、確かに軍馬くんがいて草を食べていた。

私の視線に気づいたのか、こちらを向いた後、こっちに近づいてきた。


「ありがとう。気づかなかった。」


「そうなのか。気づいていたと思ったから、驚いた。」


私は、近づいてきた、軍馬くんを撫でる。


「俺は野営できるような荷物を持っていないが、サクラも持っていないのか?軍馬くんとやらには荷物が1つもついてないようだが、、。」


ああ、確かに軍馬くんには荷物が何もついてない。

私がアイテムボックスがあるから、わざわざ軍馬くんに持たせる意味がない。


それは、私も同じだ。


「狼騎士さん、これは秘密にしてほしいことなんだけど、守れる?」


「ああ。守れるぞ。なんだ?その荷物が持ってないことに関することか?」


狼騎士さんには言っておく必要がある。

どれくらい、狼騎士さんの国までかかるか知らないけど、何泊かはすると思う。


上手く出せてごまかせるものがあったとしても、ベットとかはごまかしがきかない。


何泊かするのに、ベットなしとか、お風呂もはいれないとか絶対にダメ。


だから、信用もできそうな狼騎士さんだったら話してもいいかなと思ったのだ。


「私はアイテムボックスもちなんだ。私は転移してきたの。召喚されたの。」


「そうなのか!!」


「ん?あんまり驚いてないね?珍しくないの?異世界人って。」


「いや、驚いてるが、異世界人ってのはなんとなく気づいていたが、召喚されたのは驚いた。」


「え?なんでわかったの?」


「この国でも、サクラがいた国でも、名前が後だ。俺が知ってる国で名前が先の国はいない。異世界人は迷い人といって、森や街道とかで突然現れる人が時々いるんだ。で、その異世界人は皆名前が後だった。サクラは言い直しただろ?」


確かに、最初、は山本桜って名乗った後に、狼騎士さんが桜が名前って聞いてきたから、サクラ・ヤマモトって言いなおした。


アメリカ風なんだと思ったからだ。


「それでわかったんだね。」



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