第13話 魔法の温度を調節する
「おはよう。軍馬くん。今日は出発するよ~。」
今日は軍馬くんの方が早起きだった。
まずは、朝ごはん!!今日は移動しようと思ってるから、たくさん食べておく。
私の朝ごはんはカレーとナン2つ、それと、いちご5個。
軍馬くんは果物盛りと森の中の草。
軍馬くんに果物盛りあげる回数が増えてる気がする。でも、いいんだよ!今日は軍馬くんに頑張ってもらうし!
さぁ、朝ごはんを食べたらベットをアイテムボックスに回収して、出発だ!!
軍馬くんに乗って、隣の国に向けて、森の中を移動中。方位磁針を時々確認する以外に私にすることはない。
ということで、魔法の練習をしようと思う。
まずは、お湯!!お湯を作りたい。
1番使うんだよ!!お風呂毎日入りたいし、『ウォーターボール』が使えるようになって、水汲むのは楽になったんだけど、問題はお湯なんだよね。
『ファイヤーボール』で温めようと思っても熱すぎて、燃えちゃいそうで怖くて出来ないんだよね。
まずはお湯を作ることに成功したあと、『ファイヤーボール』の温度調整を練習しよう。
大事なのは、イメージ力!!これなら、現代日本人なら得意とするとこだよ!
溢れかえってるからね!
よし!行くぞー!!
うん、簡単に出来ちゃったよ。
え、こんな簡単でいいの?
『ウォーターボール』をイメージする時に、お風呂ぐらいの温度って思ったの。
そしたら、出来た。
イメージで成り立つ魔法で良かった。
じゃあ、『ファイヤーボール』も簡単じゃない?例えば、ストーブくらいの温度って思ったらその温度になるんじゃない?
しかも、私のイメージするストーブの温度は実際の温度じゃなくて、近くに座った時に感じる温度をイメージしているから、触れれる。
よし、次の休憩にやってみよう!!
今は軍馬くんの上だしね。
今は『ウォーターボール』の温度調整の練習をしとく。
休憩はすぐに来た。私は長時間馬に乗れない。必然的に休憩は多くなる。
朝出発して、だいたい、1時間くらいたった。
道も悪いから揺れるんだよね、余計に。
軍馬くんも気づかってくれて、そこまでスピードを出していないし、揺れないよう気をつけてくれてるんだけどね。
乗りなれてないもんでね。
やけどは嫌だから、きんきんに冷やした『ウォーターボール』をイメージして、小さい桶に出しておいた。
これで準備はOK!
さっそく、『ファイヤーボール』を思い浮かべる。さっき思いついたストーブの温度くらいの『ファイヤーボール』をイメージする。
手のひらの上に『ファイヤーボール』が浮いている。
見た目的には熱そうだけど、まずは用意した『ウォーターボール』に手をつけて、、。
うわ、キーンとして、冷たい!!
我慢、我慢。
出した『ファイヤーボール』に触れる。
「あっつ、くな、い?ん?あつくなーい!!」
「おー!!成功!成功だよ!軍馬くん!」
嬉しすぎて思わず、近くに寄ってきた軍馬くんに抱きついた。
普通の手で触っても、、おー!あったかいレベルだ!!
え!いいんじゃない!成功!大成功だよ!




