第11話 魔法の実験練習
とりあえず、町で買った魔法の本を読むことにした。まずはそこからだと思う。
本には詠唱とその効果が書かれてた。
例えば、火属性の魔法では、
「ファイヤーボール」
と唱えればいいらしい。
効果は火の玉が1つ出てくるらしい。
でも、いくらここが開けてる場所でも、森の中だ。火を使うのは少し怖い。
もし、私が火しか使えないのなら、森を出てから練習しよう。
とりあえず無難に水属性からやろうかな。被害は少ないだろうし、水を出せたら水汲みをしなくてすむ。
魔法の何が大切なのかこの本には書いてなかった。その魔法が何属性で、どんな詠唱をして、どんな効果があるのかというのが書いてあった。
何事も基本が大事というし、オリジナルの魔法を作っても楽しそう。もし、難しいのを知りたかったら、次の国で買えばいい。
よし、まずは『ファイヤーボール』の水属性版!
「ウォーターボール」
おー!!水の玉が、手のひらの上に浮いてる。
凄い!!私には水属性があることが分かった。
こういう風に手のひらの上に浮かぶなら火属性の『ファイヤーボール』でも大丈夫なんじゃない?
『ファイヤーボール』をやってみよう!!
「ファイヤーボール」
おー、火の玉が『ウォーターボール』の時みたいに手のひらの上に浮いてる。
若干熱いけど、てをかざしておけないほどではない。
火属性の適正もあった!!
他の属性も適正があるのか知りいけど、その前に魔法に何が大切なのか知りたい。
1詠唱
2イメージ
3適当な魔力量
これぐらいかな。
魔法を使うのに1、2は必ずすることだと思う。だから、どっちかが重要もしくは片方が重要ということが考えられる。
両方と片方なのかを知ることは必要だと思う。
それと魔力量が多いに越したことはないけど、1つの魔法を出すのには適量がいいってことがあるかもしれない。洗濯の洗剤も入れればいいというもんじゃなかった。
私の実体験だ。あの時は幼馴染のお兄ちゃんに怒られた。そうだよ。他人の家でやらかしたんだよ。手伝おうと思ってね。
そんなことはさておき、さっそく実験開始!
順番に試してみよう。
詠唱は『ファイヤーボール』、イメージは『ウォーターボール』
この方法なら1、2片方だけ必要な場合どっちが大切かわかる。
「ファイヤーボール」
唱えると水属性の『ウォーターボール』が手のひらの上に浮いてる。
ということは、イメージの方が重要なのか。
詠唱はいらないのかな?
よし、次はイメージだけでやってみよう。逆より良かった。イメージせず、詠唱とか難しいもん!
イメージは『ウォーターボール』
あ、2段階に分けよう。
1回目は心の中で、『ウォーターボール』と唱えよう。
2回目はイメージだけで、『ウォーターボール』をだそう。
まずは、心の中で詠唱し、イメージは『ウォーターボール』。
うん!普通に出た。手のひらの上に『ウォーターボール』が浮いている。威力というか、大きさも変わらない。
次はイメージだけ、『ウォーターボール』。
お!!こっちもさっきと同じように『ウォーターボール』が出た。大きさも変わらない!!
詠唱はしてもしなくてもいいのかな?騙し討ちとかの時に「ファイヤーボール」と唱えて『ウォーターボール』をイメージするとかすると、不意をつけるかも。そんな機会ないだろうけど。
相手にするのは知能の低い魔物だしね。
次は適当な魔力量だ。
これはどうやったらいいんだろう?
魔力を強く込める弱く込めるをやって強くした方が大きければ適量じゃなくていいってことだよね。
これで、例えば弱く込めた方が大きかったら適量の魔力の方がいいってことだ!!
まずは、少し込めたのだ。
次は少し多め。
最後に多めに込めた。
比べると、多い方が大きいということが分かった。適量とかはないんだな。
1番小さいのは手のひらサイズ、その次は顔ぐらいのサイズ、1番大きいのは私の体くらい大きい。
1番大きいのはとても多かったけど、『ウォーターボール』自体は安定していて、破裂しそうとかはなかった。
他にどんな属性があるんだろう。




