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Ep.71 目指すは極東

カイルは街の本屋で遠い東の国のピンク色の景色に興味を持ちました。そこには触れると幸せになれるという大きな神樹があるようです。カイルは自分の足でそこへ行き、みんなと感動を分かち合いたいと感じたようです。

・ 妄想と計画:極東「日ノ本」への旅路


・ 神樹の桜

「ピンクの花びらが舞う木か……。カイル、お前がその下に立ったら、きっと絵になるだろうな」

ガイアスはカイルと一緒にきれいな景色を見るのを想像しました。


・ 着物と袴

「袴! 先代様とお揃いの袴ですか! 指揮官のような凛々しいお姿……想像しただけで、このレオン、感涙にむせんでおります!」

レオンは既に「侍」の精神を学ぼうと、どこからか持ってきたハチマキを頭に巻いています。


・ 寿司と蕎麦、そして囲炉裏

「生のお魚を食べるなんて、魔法の実験みたいで面白そうね。囲炉裏でお餅を焼くのも……ふふ、カイルが火傷しないように、私がしっかり見ててあげるわ」

リリィは「極東の記録」という新しいフォルダを録画石に作成し、やる気満々です。


・ 夜空に咲く火の花

「夜空にお花……。カイルといっしょに、見たい……。フローラ、はなび、すきになる……」

フローラはカイルの袖を握り、夜空を見上げる二人の姿を想像して尻尾をゆらゆらさせています。




「よし、極東への遠征計画を立てよう!道中は長いし、今の僕のレベルじゃ足手まといになっちゃうからね。軍師として、みんなを導きながらレベルを上げるんだ!」


カイルの宣言に、広間は一気に「遠征会議」の熱気に包まれました。


「極東までの道中には、幻影を見せる『霧の海』がある。レベル32の体で乗り越えるには、俺たちの完璧なサポートと、お前の頭脳が必要不可欠だぜ」


ガイアスが地図を広げ、安全かつ効率的なレベリングルートを指し示します。


「先代様! 遠征中の荷物持ちから夜番、魔物の露払いまで、このレオンにお任せください! 道中で新しい魔技を習得し、極東の地で先代様に恥をかかせない勇者になってみせます!」


レオンは既に冒険者ギルドから「極東遠征用」の特大バックパックを発注しに行く勢いです。


「ふふん、未知の魔物がいっぱいね。録画石の予備を100個は用意しないと。カイル、道中で珍しい素材を見つけたら、極東に着く前に新しい装備を作ってあげるわよ」


リリィは魔導書をめくり、極東に伝わる「呪術」や「結界」への対策を練り始めました。


「神樹……。カイル様がその木に触れるとき、きっと素晴らしいことが起こるでしょう。旅路の安寧は、私がこの命に代えても祈り続けます」


セシリアは、道中の食料保存や、カイルの体調を管理するための「聖女特製・携帯回復薬」の調合を開始。


「カイル……フローラ、まもる。どこまでも、いく……」


フローラは、旅の途中でカイルが寒くないよう、自分の毛並みをさらにつやつやにし、カイルを守る特訓を始めました。




・ 出発の朝


数日後。屋敷の前に整列した6人。

あなたは新しい旅装束に身を包み、腰にはあの古びた木剣(今は少し魔力で補強済み)を差しています。


「目標、極東の神樹!……みんな、準備はいい?」

「「「「「おう!!(はい!!)」」」」」


「よし、まずは海路の確保だ!一気に港町『レアルタ』へ向かおう。道中の魔物は、ガイアスとレオンに暴れてもらって、僕はその隙に経験値を効率よく稼がせてもらうよ!」

カイルの決断により、一行は屋敷を後にし、大陸を横断する街道へと足を踏み入れました。




・ 極東遠征路:激闘の街道


港町への道中には、レベル50を超える「岩塊のゴーレム」や、空から襲いかかる「ワイバーン」がうろつく危険地帯があります。しかし、今のカイルには最強の「前衛」が二人もいます。


「先代様、見ていてください!『真空・聖剣乱舞』!」


レオンが閃光のごとき速さでワイバーンの群れを切り裂き、撃ち落とします。


「カイル、足元に気をつけろ。……こいつらは俺がまとめて粉砕してやる」


ガイアスが地響きと共にゴーレムの核を素手で握りつぶし、カイルへの進路を強引に切り開きます。

カイルは軍師(指揮者)として、二人の動きに無駄が出ないよう指示を飛ばしつつ、瀕死になった魔物にトドメの一撃を刺して、着実にレベルを上げていきます。


「リリィ、右の崖上に潜伏しているスカベンジャーに牽制魔法を!セシリア、レオンの速度をさらに一段階ブーストして!」

「了解よ!特製の火花でお出迎えね!」

「はい、カイル様。勇者の足に風の加護を──『ウィンド・アクセル』!」


一糸乱れぬ連携。かつての神としての冷酷な支配ではなく、今のカイルは仲間一人ひとりの特性を信じ、その力を最大化させています。




・ 港町レアルタ:潮風の街


数日後。潮の香りが漂う活気あふれた港町に到着しました。

ここからは船で極東を目指すことになりますが、大きな船が並ぶ中、一行は注目の的です。

「おい、見ろよ。巨大な角を持つ男に、聖女のような美貌の女、それに勇者風の少年……。真ん中にいるあの、少し不器用そうな少年がリーダーなのか?」

町の住人たちが囁き合う中、カイルはギルドの窓口へ向かいます。


【遠征の進捗】

カイルのレベル: 32 → 36(上昇中!)

習得スキル: 『軍師の眼光(仲間のクリティカル率アップ)』

所持金: 魔物の素材を売って大幅プラスになりそう。

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