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りせた。小噺 ~温度差で風邪ひくエッセイ集~  作者: りせた。


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ちょっとした日記 [悪人観た]


 

 はろはろー。

 みんなげんきー?

 りせた。だよー。


 今までの回でさ、善悪の概念に触れたことあったけどさ。

 悪ってことについて、ちょっと考えてみようかなぁー……なんてチラッと思ってたらさ。

『悪人』だなんてタイトルの映画を見付けてしまいましてね。サブスクで。


 ええ。

 はい。

 観たんすよ、性懲りもなく……ね。


 だって、個人的にちょっとタイムリーだったんだもん。

 是非に及ばず候!


 でね。

 内容的には、人間ドラマって感じだったかな。

 最初は、結構淡々としてる。こういう人物たちの話ですよーって見せてるんだろうけど、淡々としてる。その辺りは、あんまりエンタメ感ないけど、作品の都合上仕方ないと思う。ってより、逆にリアリティある。


 んでね。

 この映画の一番面白いところってのが、『誰のことを悪人と呼んでいるのか』ってところかな? って、個人的には思った。

 見る角度によって、何を悪とするのか、おそらく答えが変わる。

 そういうのでいいんだよ。

 ……いや。

 そういうのがいいんだよ。


 人間は、自分の正義というものを持っているからね。

 そうじゃないものを『悪』だというんだろう。

 でも、社会には明確に法というものがあるんだ。

 倫理観や道徳観というものもある。


 この、個人の事情VS社会って構造とか。

 個人の事情VS社会正義を背景にした個人の事情って構造とか。

 面白いよね!

『そうそう! 世の中って酷いんだよな! うんうん』って、めっちゃなる。


 サブスクの説明には、後味悪い特集……みたいに組まれてあったけど。『告白』とかと並んで。

 でも、そんなにいうほど後味悪くはないけどな?

 確かにスカッとするものではないけどさ。納得感はめっちゃあった。

 ってか、人生って、そんなもんじゃないの? 基本的に不条理で理不尽だよね?

 それとも、それって筆者だけの現実なのか?

 皆は、皆の人生は、結構スカッとしてんのか……?


 うーむ……。


 スカッとのシーン……あるとするなら……。被害者女性が首絞められるところ? まぁ、ある意味、自業自得って感じだかんなぁ。捉え方次第では、スカッとシーンかも。

 第一容疑者関連は、あんまりスカッとはないし。

 犯人や、ヒロインにも、スカッとシーン……ないな。

 リアリティって感じよな、その辺りも。


 ふむ……。

 映画って、必ずしもスカッとしなくても、いいのかも知れないな。

 まぁ、映画と小説は、違うかもだけどさ。

 誰かの人生を、高みから見下ろす感じで鑑賞するものなのかも知れない。

 他人の不幸は蜜の味……的な。


 なるほど。

 それも、あり……か。


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