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異世界最強のチートは強さじゃなくて創造力!  作者:
第2章 エターナルソング
33/49

033 サラの切札! あれ?


「あのお城が目的?」


 サラは見えはじめた巨大な城のような建物を指さす。


「いや、違う・・・あれは、反乱軍の拠点だろう。」

「でかいですね。」

「ありゃ、デウス様の城よりでかいんじゃないのか?」


 神様ズは色々と憶測を始めるが、サラにとってはデウスの城ではなく、敵の城であるという情報だけで十分だった。

 サラはマイクに向かって話す。

 その声は、巨大なスピーカーを使って大音量で流された。


『あー、あー、えー、神様方、皆さん、騙させてます。人類代表としてきましたが、何も迷惑してないので、むしろ、こんな所で戦われる方が困ります。

 こちらにはエミールとヨル・・・玉藻さん、ルシファーさんがいます。

 どうか、無意味な反乱行動はやめ________』


 ズドーーーン


 戦艦リステインの障壁で爆発が起こる。


 神兵からの攻撃だ。

 しかし、反乱軍に味方していた一部の神に動揺が見える。

 さすがに、自称神格が高い組3人の権力はそこそこあるようだ。


 まあ、サラに言わせてみればさっきまで最高神に反乱してた奴らが何をしている。と言ったところだが、敵が減るのは有難いので言わないでおく。


「戦艦リステイン、反撃開始!」


 サラの命令を合図に、戦艦リステインの砲口が一斉に火を吹く。

 しかし、前回のバーシアス帝国戦とは違う。

 

 神兵が使ってくる光槍の攻撃も神力を帯びているため、戦艦リステインの障壁は確実にすり減っている。


 

 戦艦リステインの主砲の第二射がまとまっている神兵へと直撃する。


 それを見て、神々は嘲笑する。

「ははははは!!人間ごときの物理攻撃、我らが神兵には傷一つつかぬ・・・・・わぁ???」


 爆炎が晴れると、そこには満身創痍といった状態で残っている神兵と消えかかっている者がいた。


「な!?馬鹿な!?

 我らより神格が高くもなければ・・・

 エミールやヨルムンガンドならまだわかるが、何故あいつに神兵が倒せる!?」

「えぇい!出し惜しみはするな!あの鉄の塊諸共消し飛ばせ!!」


 甲板で3人が、戦艦リステインによってサラが戦っているが、多勢に無勢。

 神兵達の猛攻を耐えていた戦艦リステインの障壁はが一部綻んだ。


 次の瞬間、戦艦リステインの神兵達に向いている右舷後方が爆発を起こした。

 

「うわぁ!?」


 爆発の衝撃でルシファーが放り出される。

 が、エミールや玉藻が助けようとしないので、大丈夫なのだろうとサラも放置することにした。


「ねぇ!エミール!

 この天使みたいな奴ら、数多すぎない!?」

「そうだな、たぶん、神兵はあの城がある限り湧き続けるぞ!」

「うぇぇぇ!?」

「サラ、我が主から、デウス様の方も反撃を始めたと連絡がありました。私達がここで敵をひきつけていれば私たちの勝ちです。

 後はデウス様達がどうにかしてくれます。」

「わかった。エミール!あいつらの迎撃をお願い!」

「わかった。サラどうする!?」

「戦力を増やす!!」

「出来るのか?」

「やるしか無いでしょ!!」


 とは言ったものの、この状況を打破できる戦力が見つからない。

 サラの知っている中では、原爆など別の被害を起こすものを除いて、この神力で魔改造された戦艦リステインより強いものが思い浮かばない。

 そして、そうでなくては状況が打破できない。


 そして、砲撃にも、障壁にはサラの神力は使われているので持久戦になれば劣勢になる。


 が、いくら戦艦リステインがチートだと言っても、無限湧きの神兵を数百体相手にし続けるのは無理だ。

 現に、至るところから黒煙があがっている。



「イージス艦・・・よりはまだこれの方が強そうだし、どうしよう。」

「サラ!まだか!?そろそろ持たんぞ!」

「いや、もういいや!私、倒れるかもしれないけど、あとはよろしく!」

「何をする気だ!?」

「戦艦リステインをもう一隻つくる!」


 サラは戦艦リステインをもう一隻作ろうと、神力を集中させる。


「あれ?」


 サラが作ろうとした戦艦はそこにはなく、1人の女性が立っていた。


「セレネティア!?」

「久しぶりです。サラさん、貴方、死ぬ気ですか!?」

「へ?」

「こんなに神力を消耗した状態でこんな大きなもの作ろうとしたらサラさん、こんどこそ消えちゃいますよ!?」

「でも・・・・・」

「いいですか、しばらく、神力が回復しきるまで大きなものの創造は禁止です!

 それと、この戦いは私の監督不行き届きとも言えますから、手を貸します。これでいいですね?」

「え、まあ、いいけど、あの城、壊してくれる?」 

「無理です。」

「は?」

「私、一応管理者の立場なので、不用意に干渉できないんですよ。」

「え、何しに来たの?」

「まあ、サラさんが無理しないかの監視に。」


 大幅な戦力アップを狙っていたサラはガッカリである。

 その様子を見て、セレネティアはまずいと思ったのか、ある提案をした。


「私は、戦闘行為に干渉は出来ませんが、まあ、あのお馬鹿な神様たちにお話をしてみましょう。創造主の威光ってものをみせてあげますよ!」

「なら、やってみてよ。」

「わかりました。少し、神力の波動をぶつけるので、注意してください。」

「わかった。」


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