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転生したら本能寺で織田信忠だった・・・・あれ、詰んでない?  作者: ハルラララ
第三章:織田家内紛の巻

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⑪「内紛しちゃいかんのか?」「いかんでしょ」(1/5)

久しぶりの本編時空です。

新生尾張織田家の体制が始まって約2月の時が過ぎた。


北部は清州を中心に、斎藤利治、蒲生氏郷の両名が中心として政務を行い、

南部は熱田を中心に、前田利家、前田利長の両名を中心として政務を行う形をとっている。


尾張を北部と南部に二分割して統治する政策は今の所、特段の問題なく、

むしろ想定以上に順調に回っている。


想像以上に上手くいっている要因としては前田利家の手腕である所が正直大きい。


南部は熱田、津島などの当時の物流の主である海運の中継地が多く、

それゆえ北部より南部の方が栄えている商業地域が多い。


その辺りの統治や老巧な商人達との折衝がここ数年あまり上手くいっていないとの

報告を受けており、そこの関係改善が一番の懸念点であったのだが、

利家がその辺りを十全にこなしてくれているのは嬉しい誤算であった。


前田利家自身、若年より信長に従い尾張の各地を戦働きで回っていた事や、

青年時に織田家を故あって追放されていた時期(いわゆる笄事件)尾張各地を

放浪していたこともあり、地理や世情も人一倍詳しい事もある。


さらには浪人時代に金銭面含め非常に苦労したらしく、

それもあってこの時代の武将にしては珍しく

経済感覚に非常に敏感で詳しい所もあった事もあるのだろう。

(現代でも前田利家が使っていたとされるそろばんが現存しているほどである)


津島や熱田の商人達からも「話が分かる人が来てくれた」と評判は上々であるようで、

流石は加賀100万石の礎を築いた人物の本領発揮という所だろうか。

息子の利長もその親の下働きを積極的にし汗を流しているという事で、この配置は

正解であったようだ。


一方北部は……言うまでもないですよね。

利治さんと氏郷さんという尾張半国という領地に

対する人材ととしてはオーバースペックが二人いる事で、既に今年の領地計画

、今後の開墾地の選定、商業の中心地としての清州の再開発……etc,etcと今後数年の計画までし始めている様子。


それに伴い俺の元には日々山積みの決裁書が送られてきて、

その内容確認と承認の署名を書く事に忙殺されている毎日である。


周囲から見てもそのペースはやっぱり異常であるようで、側仕えの近習の一人が

「政務ってこんな勢いで日々進むものなんですね……」とボソッと言っていた。


ちょっとは手加減してくれませんかね?一応病み上がりなんですが。


元来織田家の本貫地、さらには数年前より信長から移譲を受け、

ここ数年は織田信忠が統治していた土地という事もあり、

予想よりも大分順調に新生尾張織田家の統治は進んでいる。


まあ、場所が場所だけに、

よほど変な事しなければ早々おかしな事にはならないはずなんだけどね。



一方で、信孝が領主になった隣国美濃の国の統治は、

どうやらあまり順調とは言い難い様子であるらしい。




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― 新着の感想 ―
信忠来た~ 信孝の野望もいいけど、やはり信忠が出てくると嬉しい
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