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転生したら本能寺で織田信忠だった・・・・あれ、詰んでない?  作者: ハルラララ
幕間:本能寺前後の周辺状況

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日常回 日野城でのとある一日(4/4)

「………あ」

「なにか思いあたったので?」


うん、まあ。

不満と言うか、なんと言えばいいか。


「たまに、松姫のな、視線が怖い」

「はあ……?」


予想していたどの答えとも違ったようで、向こうは首を傾げる。

まあ、こんだけじゃ分からんよね。


「夜中になにかの物音とかで目覚める事とかあるだろ?」

うんうん、と他の者が頷く。

「その時に、なにかの気配みたいなものを感じる時があったのよ」


なにかなーって思って、気配のする方に視線を向けると。



「ーーー燭台の蠟燭越しに、松姫がな、こちらを無心にじーっと見つめておるのよ」

「…………それは、怖うございますな」


一番初めは幽霊かと思ってめっちゃビビったもん。


「あと、いつ松姫を見ても、見た瞬間に目と目が合うのよな……」

「……………」

周囲の皆もなんと言えばいいのか、といった表情でこちらを見ている。

まあ、そうよね。コメントに困るわこんなもん。


最初はたまたまかな?と思っていたけど、この一週間ほぼ100%のような気がする。

…………あれ?

なんて言えばいいのだろう。

現代で言えばヤンデレ属性?そんな気配がちらほら感じさせる。

…………まあ、そんなところも可愛いんだけどね(盲目)!!


「まあ、変な所は感じなくはないけど、それはそれで有かもと思わないはないというか、

その辺も愛らしいと思わなくもないというかの」

「……………………」

「あの、中将様」

「ん?」


あれ?

なんで皆、俺の後ろを見て怯えた顔をしているの?

…………ねえ、振り向くのめっちゃ怖いんですけど。


「のーぶーたーだー様?」


松姫がいつの間にか戻ってきていた。

え?いつのまに!?

全然気配感じなかったんですけど!?


「松姫、そなたお湯を貰いに行っていたんじゃ」

「ええ、丁度別用で湯を沸かす準備をされていたみたいでして、

その方から湯が沸いたら呼んで頂けるとの事でしたので、一旦戻ってきたのです。」


あ~なるほど。湯沸かしをしている人からしても、

お姫様が後ろでお湯が沸くのをずっと待っているのも気が休まらないだろうし、

そういった流れになったのね。


「……えーっと、松姫様や?ちなみに、いつから聞かれてました?」

「そうですねぇ……『しかし、中将様もようやく念願の松姫と

お会いできてよろしゅうございましたな』でしたら、からだったと思いますけど」


一番最初からじゃないですかーーー!!


……あれー、おかしいなぁ?

背中から冷汗が止まらないぞ?


ふと振り向くと先程まで会話していた近習が誰もいなくなっていた。

おのれ、主を置いて逃げおったな!!!

主人の盾になるのが忠臣だろうが!!


「逃げた不忠者と無礼者は後でそれ相応の罰を与えるとして」

「松姫!?」

なんかいつもと雰囲気違うんですけど!?

「のぶただ様?」

「はいっ!」

松姫はにこやかな笑みを浮かべると、畳を指さす。

「正座くださいませ」

「え?」


なんで?

別に俺はそんな松姫に対して悪い事言っていないよね!?


「正座」

「……はい」


ーーーそうしてその後、松姫に家臣の監督不行き届けと自分の発言について厳しく怒られました。


教訓。人のいない所でその人の、特に悪い事とかをを色々話すのは、良くないよね。

……逃げた家臣たちのその後は、お察しください。

武田のお姫様は、やっぱり武田でしたとさ。


反応良かったので、ちょくちょく日常回を挟んでいこうかと思います。

(そうしないと中々松姫出せないので)

皆様、ご協力ありがとうございました。

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