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2話 レイさん
竜討伐に必要な、物資を調達するため、ギルドの補給所を訪ねた仁は
「ヤッホー仁ちゃん、」
聡明で太陽に照らさている暖かさのある声
「レイさん、お久しぶりです」
「もう^~堅苦しい、せっかくいい笑顔なのに」
「このほうが対人関係、楽なんです」
「そうなの?ならまぁいいけど
こっちには来たばかりでしょ、情報共有しとく?」
レイが片手を差し出す
「お願いします」
触れた瞬間。
――流れ込む。
景色。
地形。
記憶。
手を離す。
わずかに残る感覚。
「どう? 使えそう?」
「はい。十分です」
仁は満足げに頷いた。
「ありがとうございます」
その場を立ち去ろうと、振り向く仁だったがレイに腕をつかまれた
「ねぇ 討伐は一緒なんだよね、ならこの後ミーティングあるから一緒にこない?」
「一緒じゃないですよ、レイさんたちが討伐成功したら俺なにも、もらわず帰りますもん」
腕を握る力が強くなる
「いたい いたい いたい わかりました わかりました 」
ちらっと 様子をうかがう
「そんな強くにつかんでないんだけど」
目を細め鋭い視線でこちらを見つめてきた
「あはは、冗談ですよ、冗談 はぁ」
「嫌そう」
「嫌というよりは、嫌がられているといったほうがあってます」




